【モデルプレス=2024/02/11】お笑いタレントの明石家さんまが、10日放送のMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』(毎週土曜よる10時〜)に出演。テレビ業界や自身の言動について振り返る場面があった。【写真】明石家さんまが絶賛したイケメン俳優◆明石家さんま、昨今のテレビ状況を嘆くこの日、リスナーからTBS系ドラマ『不適切にもほどがある!』(毎週金曜よる10時〜)を例えに「令和の現実に立ち向かい、不適切言動を繰り返すさんま師匠にはいつも大笑いをさせていただいている」とメッセージを送られたさんま。同ドラマは、昭和から令和にタイムスリップした主人公・阿部サダヲが、昭和での普通の言動を不適切だと感じる令和で不審に思われながらも令和の人間に気付きを促していくという内容だが、さんまは「(そのような内容が)今ドラマになってんのか」と驚いた様子。「(脚本は)クドカン(宮藤官九郎の愛称)だし」と内容に期待をしつつ、現実では「テレビでも制限あって、舞台でも制限あるからね」とまさに昨今言動が制限されている状況を明かした。テレビほど厳しくはないものの、舞台でも言動の制限があるようで「お客さん一人が、『あれはダメだ』とかなるとアカンらしい」と、観客の声で変わることもあると口に。「そんなことしてたら言葉の遊びがね、ものすごく幅が狭くなって」と嘆いた。◆明石家さんま、昨今の状況は「やりにくくなっているのは事実」さらに、さんまは「こっちは不適切じゃない発言と思って、相手が不適切やと捉えるだけやろ?」と受け取り側の問題であると打ち明けた。今は「コンプライアンスに向かっていくさんまさんが好きです」という中学生ファンのために「そっちに向かっていきたい」と言葉にした。一方「俺も制約してるよ」と気を付けていることを表現しながらも「言いたいことも言えないし」とぼやく場面も。実際「あるコントをこの間もやったんですけども。『それはやめていただけます?』『ここもダメなんです』って言われて、『何がや』って会話になんねん。俺らの時代からすると」と実際に指摘を受けたことから、正直「やりにくくなっているのは事実」と最近の状況を口にした。その上でさんまは「舞台はなるべく、適切発言で」を意識し「これを言えば一番笑いが多い、という言葉をチョイスしております」とプロ根性を見せた。(modelpress編集部)情報:MBSラジオ【Not Sponsored 記事】