【モデルプレス=2024/01/25】台湾俳優のシュー・グァンハン(グレッグ・ハン)と女優の清原果耶がW主演を務める日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』の追加キャストが発表され、なにわ男子の道枝駿佑らが出演することが決定。また公開日は5月3日に決定し、予告編映像も解禁され、主題歌はMr.Childrenが担当することがわかった。【写真】広瀬アリス&道枝駿佑が“ずぶ濡れキス”◆シュー・グァンハン&清原果耶W主演「青春18×2 君へと続く道」国内興行収入30億円超のヒットを記録した『余命10年』の藤井道人監督最新作にして初の国際プロジェクト『青春18×2 君へと続く道』。原作は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」。この物語にインスパイアされた国際的映画スター、チャン・チェンが映画化を企画、日本映画界が今最も注目する藤井が脚本・監督を務め、シュー・グァンハンと清原のW主演で、「日本×台湾」、「18年前×現在」を舞台に、国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが誕生した。始まりは18年前の台湾。カラオケ店でバイトする高校生・ジミー(シュー・グァンハン)は、日本から来たバックパッカー・アミ(清原)と出会う。天真爛漫な彼女と過ごすうち、恋心を抱いていくジミー。しかし、突然アミが帰国することに。意気消沈するジミーに、アミはある約束を提案する。時が経ち、現在。人生につまずき故郷に戻ってきたジミーは、かつてアミから届いたハガキを再び手に取る。初恋の記憶が蘇り、あの日の約束を果たそうと彼女が生まれ育った日本への旅を決意するジミー。東京から鎌倉・長野・新潟・そしてアミの故郷・福島へと向かう道中で、彼女とのひと夏の日々が心にあふれ出す。◆なにわ男子・道枝駿佑ら追加キャスト発表この度、ジミーが旅の道中に出会う個性豊かな人々を、道枝、黒木華、松重豊、黒木瞳が演じることに決定。ジミーが長野県飯山線の電車の中で出会うバックパッカーの青年・幸次役を演じるのは道枝。映画初主演作となった『今夜、世界からこの恋が消えても』のヒットも記憶に新しくアジアでも知名度が急上昇中、テレビドラマ『マイ・セカンド・アオハル』や『マルス-ゼロの革命-』など、話題作の出演が相次ぐ彼が、本作のタイトル「18×2」のキーにもなる“36歳”になったジミーが出会う“18歳”の青年を演じる。ジミーが立ち寄る新潟県長岡市にあるネットカフェのアルバイト店員で、偶然見かけたランタン祭りにジミーを案内する由紀子を演じるのは、『せかいのおきく』『キリエのうた』、TBS日曜劇場『下剋上球児』など、映画・ドラマともに出演作が後を絶たない黒木華。藤井組には3作目の参加で監督からの信頼も厚く、「本作では大切なセリフを託した」(藤井監督)そう。本作で演じる役柄では、ビジュアルも含め新たな一面を見せる。アミが生まれ育った町の住人・中里を演じるのは、俳優界きってのバイプレーヤー・松重。藤井監督が手掛けた『余命10年』にも出演、人気ドラマ『孤独のグルメ』(TX)シリーズをはじめ、数々の映画・ドラマに絶えず出演し続ける彼の佇まいは、ジミーの旅の終盤で物語に安定感をもたらしている。そして、アミの故郷、福島県只見町に暮らすアミの母親役には、黒木瞳。名実ともに確固たる地位を築いてきた女優業だけでなく、昨今は監督業、舞台演出など多岐に渡り活躍の場を広げている。以前より藤井監督の作品が好きで今回自ら参加を熱望、藤井監督からの「どんな俳優でも町や生活にどう馴染むかを大事にしたい」というリクエストに応え、従来のオーラを封印し役に挑んでいる。◆Mr.Children「記憶の旅人」が主題歌に決定本作の主題歌を手掛けるのは、世代を超えて愛され続ける唯一無二のバンド・Mr.Children。藤井監督も10代から愛聴する憧れのバンドであり、自身の監督人生の第二章の始まりとも語る本作で主題歌にと熱望し、本コラボレーションが実現。脚本段階で制作された楽曲は、監督、プロデューサー陣を唸らせるほど作品の本質を捉えており、藤井監督は撮影期間中も常にこの曲を聴き、「作品づくりのぶれない芯になった」、「僕にとっては原点ですし、今回の主題歌も『Mr.Childrenしかいない』と言いはしましたが…まさか叶うとは。『記憶の旅人』という素晴らしい曲を書き下ろしてくださったMr.Childrenの皆さんに本当に感謝しています」とコメントしている。さらにこの度、この主題歌「記憶の旅人」が初披露となる予告編映像も解禁。日本と台湾の壮大で美しい風景と18年前と現在という時代を映し出し、ジミーとアミの青春と呼ぶには切なすぎる物語をより一層エモーショナルに彩っている。(modelpress編集部)◆主題歌:Mr.Childrenコメントかつて自分の中に「確かにあったもの」そして今も自分の中に「あって欲しいと強く願うもの」がこの映画の冒頭から終わりまで、ずっと流れていてその懐かしさ 奥ゆかしさ 温かさはすぐ近くにあるのに、もう手が届かないようでもどかしくて もどかしくてたまらなく人恋しくなるこの映画に関わる上で不純なものは極力取り除いて音楽として抽出したつもりです。それだけが私たちに出来ることでした。2024年に、こんな素敵な映画が生まれてくれたこと、そして、この映画に関われたことが、有り難くて、嬉しくて今はただ感謝でいっぱいです。ありがとうMr.Children 桜井和寿◆幸次(こうじ)役/道枝駿佑長野県飯山線でジミーと出会う18歳のバックパッカー。ジミーから岩井俊二監督の映画『ラブレター』の思い出を聞く。<コメント>藤井監督の作品、また監督にとって初の国際プロジェクトに参加させていただけることは大変光栄でした。海外に向けた作品に出演することが夢だったので、率直にすごく嬉しかったです。電車に乗りながら、駅から駅までの移動中に撮れるシーンを撮っていく、ホームに止まっている間に撮れるカットを撮るなど、時間に制限がある中で、できることをやっていく感じが僕にとっては初めての挑戦で、すごく新鮮でした。試行錯誤しながら、楽しくお芝居させて頂くことができました。この作品は、人が人と交わり出会うことによってどう成長するのか、そして人の温かさ・人情を、スクリーンを通して感じていただける映画だと思います。是非劇場に足を運んで頂けたらと思います。◆由紀子(ゆきこ)役/黒木華ジミーが立ち寄る新潟県長岡にあるネットカフェのアルバイト。偶然見かけたランタン祭りにジミーを案内する。<コメント>監督にお話をいただいた時、私が演じる由紀子のビジュアルは決まっており、今まであまりやった事のない役柄と髪型だったので、とても楽しみでした。撮影は、ランタンを飛ばすシーンが本当に美しくて、実際に台湾に観に行きたいと思った程、印象に残っています。藤井監督との撮影では、いつも刺激的な出会いや経験が出来るので、本当にありがたい限りです。ジミーが、アミと過ごした18年前の想いを胸に、現在の日本での様々な出会いを経て変わっていく姿を楽しんでいただければ幸いです。◆中里(なかざと)役/松重豊アミを幼少期からよく知る隣人。アミが生まれ育った街に降り立ったジミーを生家まで送り届ける。◆裕子(ゆうこ)役/黒木瞳福島県只見町に住むアミの母親。<コメント>最初に脚本を読んだとき、台湾と日本の国境を越えた愛の物語と、時間を味方にして愛がどのように浄化されていくのかという深いテーマに泣いてしまいました。藤井監督の作品はとても好きで全て拝見しており、いつかご一緒できたらいいなと思っていましたので、夢が叶い大変嬉しかったです。演出もものすごく繊細で、刺激的でした。ジミーが愛する人が育った国、日本の旅を通して、心の傷をどのように雪解けさせていくのかを美しい日本の風景とともにお楽しみいただけたらと思います。ジミーとアミ、二人の愛の行く末を、切なく、清らかな気持ちでご覧になって頂きたいです。【Not Sponsored 記事】