【モデルプレス=2024/01/21】KinKi Kidsの堂本光一が作・構成・演出を手がけ、主演を務める舞台「Endless SHOCK」の製作発表会見がこのほど都内にて行われ、2024年に過去に例のない期間の全国ツアーを行うことを発表。さらに2024年の上演をもって、約24年間の歴史の幕を閉じることを明かした。ライバル役・KAT-TUNの上田竜也、中山優馬、Sexy Zoneの佐藤勝利が思いを語った。【写真】KinKi Kids堂本光一、最後の「SHOCK」ライバル役3人は?◆堂本光一「SHOCK」引退2024年は4月・5月に帝国劇場にて本編「Endless SHOCK」と「Endless SHOCK -Eternal-」を2作同時に上演、7月・8月に梅田芸術劇場にて、9月に博多座、11月に再度帝国劇場にて本編を上演することを発表。過去に例のない期間の全国ツアーを予定。作・構成・演出・主演の堂本をはじめ、ライバル役の佐藤、中山、上田、リカ役の乃木坂46・中村麗乃、綺咲愛里、オーナー役の前田美波里、島田歌穂(※Wキャスト、トリプルキャストは出演順)といった華やかなメインキャストが揃い、会見を開催した。2025年に建て替えのための休館を発表している、現・帝国劇場(1966年開場)。同公演もクロージングラインナップの一環として上演されることから、堂本は「この作品は帝国劇場とともに歩んできたところがある」と帝国劇場と「SHOCK」とともに歩んできた歴史を振り返り、「自分としても今年で『SHOCK』の幕を閉めようと思っています。年齢でございます…冗談です(笑)」と2024年の上演をもって「SHOCK」を終えることを発表した。◆上田竜也は「すごく信頼が置ける」堂本光一から見た印象2024年の上演を締めくくる11月の上演に出演する上田は「20年前くらいですか…光一くんに『お前はSHOCKに出るな』と言われた時から、まさか最後の11月をやらせていただくことになるとは。これまで以上にライバル役を追求して、自分なりにしっかりと作り上げて、見に来てくださるお客様方に素晴らしい公演だったなと思ってもらえるようにしっかり努めていきたいと思っております」と過去の思い出とともにポツリ。「SHOCK」に出会って変わったことは「SHOCKのエンターテイメントがすごすぎて、次の舞台に行くと『これで大丈夫なのかな…』と不安になるんです。良くも悪くも“SHOCK病”というか、そのくらいすごいエンターテイメントです。不思議なもので自分の心に根付いちゃって、プライベートでも『SHOCK』の曲を鼻歌で歌ってるんですよ!やばくないですか?映像を観たり、曲を聴いただけでワクワクしちゃうくらい根付いていますね」と告白。そして「だから最後キャスト全員で“しめに”行きたいと思っています」と話すと、堂本は「“しめに”行きたいの書き方ですね…“締める”“絞める”どの字にするかですよね(笑)」とツッコミ、笑いを誘っていた。そんな上田について、堂本は「上田竜也という人間は本当に勘違いされやすいタイプでもあるじゃないですか。でも実際に触れてみると、こんなに熱いのかと思う。自分が正しいと思ったことには本当に突き進んでいくタイプなので、すごくライバル役にもマッチしているんですよね。彼と一緒にステージに立っていると自分も任せられるし、すごく信頼が置けます」と上田への信頼を明かした。◆堂本光一、中山優馬の“ズルさ”に嫉妬?中山は「『SHOCK』に参加させていただけること、大変光栄に思っています。芸能を目指して歩み始めた時からこの作品はもうすでに世の中にあって、ずっと見させていただいていた作品です。今年が最後になるということに大変衝撃を受けておりますが、さらに身が引き締まる思いです」と最後の「SHOCK」への思いを告白。「毎年ファンとして観ていて、『SHOCK』に出たいって言っていたら実現して出させていただいたものなので、参加させていただくと過酷で命を削るってこういうことなんだと実感する瞬間でもありました。本当に自分の中でのエンタメの基準というか、舞台作品1つを作るのってこんなに大変なんだということを改めて理解させていただいた作品です。自分にとって『SHOCK』は、これまでもいろんな先輩方を演じてきたライバル役を自分がやらせていただくのがありがたいと思う気持ちとともに、1回1回に大事に向き合っていかなきゃいけないと改めて思わせてくれる存在です」と自身にとっての「SHOCK」を語った。堂本は、中山について「関西人独特の、喋るとひょうひょうとしているように聞こえるけど、いざ本番になるとここまで熱を持ってこいつやるんだ、すごい急に空気が変わったなという感じがズルいです。関西人独特のズルさです。内(博貴)や錦戸(亮)もそうでした」と中山の“ズルさ”を褒めていた。◆堂本光一、佐藤勝利は「すごく素直」佐藤は「僕のエンタメの根源が『Endless SHOCK』です。最後の『Endless SHOCK』を光一くんと一緒にできることを心から大変光栄に思います。一生懸命務めあげて、最高のゴールを一緒に迎えられるように努力していきたいです」とコメント。佐藤にとっての「SHOCK」については「初めて『Endless SHOCK』を観た時にすごく衝撃を受けて、こうなりたいなと思いましたし、まず光一くんという目指す目標が高すぎるなと思ったことがあります。上田くんも言っていたように“SHOCK病”と言いますか、ライブ中も『今自分踊らなくて大丈夫なのかな…?』って思ったり…(笑)そういう感覚になったりする、作品の文字通り衝撃を受けた作品です」と明かした。また、堂本から見た佐藤の印象について、堂本は「勝利はすごく素直なんですよね。その素直さがそのまま役に反映していています。もうとにかくがむしゃらで若さ故に突っ走ってしまう素直さが、逆に物悲しさを生むところが勝利の良いところだと思います」と笑顔を見せた。◆堂本光一、単独主演記録達成へ 2000年11月の初演「MILLENNIUM SHOCK」で帝劇史上最年少座長として当時21歳の堂本が帝劇初出演・初主演を務めて以来、23年半にわたり代役なしの単独主演で上演し、国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける「SHOCK」。2024年の公演でついに2000回を達成し、国内演劇の単独主演記録2017回(現記録は森光子さん主演の「放浪記」/1961年~2009年、2017回)を超え、単独1位となる見込みだ。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】