【モデルプレス=2024/01/20】モデルプレスでは「モデルプレス国民的推しランキング」の一環で、「2023年10月~12月に公開されたおすすめの邦画は?」をテーマにウェブアンケートを実施。モデルプレス読者が選ぶ、10月~12月の“おすすめの邦画”トップ10を発表する。【写真】「2023年10月~12月に公開されたおすすめの邦画」トップ10を発表◆モデルプレス読者が選ぶ「2023年10月~12月に公開されたおすすめの邦画」トップ101位:「法廷遊戯」(11月10日公開)2位:「ゴジラ-1.0」(11月3日公開)3位:「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(12月8日公開)4位:「おまえの罪を自白しろ」(10月20日公開)5位:「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」(11月23日公開)6位:「怪物の木こり」(12月1日公開)7位:「OUT」(11月17日公開)8位:「正欲」(11月10日公開)9位:「アナログ」(10月6日公開)10位:「キリエのうた」(10月13日公開)回答数:1846件投票期間:2023年12月31日~2024年1月6日◆1位:「法廷遊戯」1位に輝いたのは、King & Princeの永瀬廉が主演を務めた映画「法廷遊戯」。原作は、五十嵐律人氏によるミステリー界の新星として話題となった同名作の本格法廷ミステリー小説。ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義(永瀬)、セイギの幼馴染で同じく法律を学ぶ織本美鈴役(杉咲花)、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才・結城馨(北村匠海)の3人を中心に、97分という短い時間の中で二転三転するストーリー展開が繰り広げられ、人々を引き込んだ。三者三様の“正義”のぶつけ合いは、観る人にもその意義を訴えかけ、それぞれの視点から何度でも楽しむことができる。<あらすじ>ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義、セイギの幼馴染で同じく法律を学ぶ織本美鈴、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才、結城馨。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。二転三転、四転五転する新たな事実、そして最も神聖な場のひとつである“法廷”で待つ、常識を覆す驚愕の結末は?<読者コメント>・「骨太なストーリー、余韻のあるラスト、映像ならではの魅せ方で原作未読であっても観客を置いてけぼりにしない見事な脚本。何より主要キャスト3人の演技が素晴らしかったです。主題歌も含めて、邦画の良さが詰まった映画でした」・「二転三転する展開が面白かった。登場人物の立場によって全く見方が変わる、考えさせられる映画だった」・「登場人物はシンプルながら先が読めず、後半は物語がどんどん加速して、ずっとドキドキして観られた。鑑賞後は心の中に感想が渦巻いて、誰かと話したくなるし何度でも観たくなる作品でした。面白かった」・「正義とはを問いつつ、人としての愛が私の中で一番のテーマでした。主演の永瀬廉くんの儚くも真っ直ぐな青年の演技にとても惹かれました」・「杉咲花ちゃんの怪演がすごすぎてあっという間の90分でした。とにかく主役3人の演技力がすごかったです」◆2位:「ゴジラ-1.0」1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた「ゴジラ」。その70周年記念作品であり、日本で製作された実写版「ゴジラ」の30作品目という特別な節目である最新作「ゴジラ-1.0」(読み:ゴジラマイナスワン)は、70日間の国内興行収入(興収)が52億1000万円、2023年12月1日から公開の北米含む全世界興収が140億円(※1月11日時点)という異例のヒットを記録し、今回2位にランクインという結果に。特に同作でのVFX(※「Visual Effects(視覚効果)」の略称。現実の世界では見ることができない画面効果を演出させるための技術)は多くの人をあっと驚かせ、「体感型アトラクションのようだった」という声が寄せられるなど、世界に邦画の魅力と進化を伝える“語り継ぐべき”作品となっている。また、NHK連続テレビ小説「らんまん」(2023年)でも夫婦役を演じて支持を集めた神木隆之介&浜辺美波ペアのカムバックも話題を呼んだ。<あらすじ>舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。<読者コメント>・「ゴジラが街を破壊するシーンのクオリティが凄まじく、アメリカでも認められたように日本映画最高の映像だったと思います。また神木隆之介さんと浜辺美波さんの熱演にも涙が出ました」・「70年の歴史をもち、既に多くのファンがいる『ゴジラ』最新作でありながら、『ゴジラ』ファンではない層からも高評価を受ける大衆映画であるからです。従来のファンを満足させつつ、一般層の心も掴むという難しい塩梅を見事実現しているのがおすすめの理由です」・「VFXの技術と俳優さんたちの鬼気迫る演技が素晴らしかったです。海外のCGに引けを取らないCG技術で、ゴジラが町を破壊する様子や海上の水しぶきを見事に再現していました」・「圧倒的エンターテイメント作品として誰もが楽しめるものだった。体感型アトラクションから出てきた気分だった!」・「映像の迫力に圧倒され、人間ドラマに泣きました」◆3位:「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」3位にランクインした女優の福原遥と俳優の水上恒司がW主演を務めた映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」は、1945年の日本で目を覚ました現代の女子高生・百合(福原)が、そこで出会った彰(水上)に何度も助けられ恋をするが、彼は特攻隊員として程なくして戦地に飛び立つ運命だった…という物語。「戦争に意味があるのか」「どんな意味があるのか言ってみてよ!」と警官に食ってかかる百合の訴え、日常に迫りくるB29の襲来と燃える街並みをはじめ、この恋がただの幸せなものではなく、切なく悲しい未来を予感させるものだということをうかがわせる。「愛する誰かとともに生きたい」という、今では当たり前とされている願いを胸に持ってる生きる登場人物を、フレッシュな若手俳優陣が多彩な表情で魅せ、多くの人の涙を誘った。<あらすじ>現代の女子高生・百合が目を覚ますと、そこは1945年の日本。そこで出会った彰に何度も助けられ恋をするが、彼は特攻隊員として戦地に飛び立つ運命だった…。<読者コメント>・「特攻隊員と終戦間際にタイムスリップした女子高生の恋があまりにも切なく泣きました。最後は嗚咽。主演の2人が素晴らしかった。今ある幸せを大切にしたいと思えました。何度も観たいほど感動しました」・「特攻隊とラブストーリーという難しいテーマを人間描写にフォーカスを当てて表現した結果、戦争の理不尽さがより鮮明に伝わった。子どもたちにも観てほしい作品。石丸を演じる伊藤健太郎さんの演技が素晴らしく、明るい振る舞いがさらに涙を誘う」・「とにかく号泣。素敵な映画。若手俳優さんたちの名演技が映えてました」・「こんなに泣いた映画は初めて。主人公2人の切ない恋、特攻隊員其々の想いが切ない。今ある幸せを大切にしなくてはと考えさせられました」・「全世代の人々に観てもらいたい作品。戦争の愚かさを知り、平和を強く願う。若いキャスト陣の熱演に心揺さぶられる」◆4位:「おまえの罪を自白しろ」Sexy Zoneの中島健人が“完璧アイドル”“キラキラ王子様”といったパブリックイメージから一転し、社会派の映画で等身大の自分を表現した「おまえの罪を自白しろ」。誘拐事件をきっかけに動き出す、スリリングで壮大なスケールで描かれた前代未聞のタイムリミットサスペンスは、彼の新境地を切り拓いた作品となり、その衝撃の強さと磨き上げた演技力が多数の反響を呼び、4位という結果に繋がった。<あらすじ>疑惑を抱える国会議員・宇田清治郎(堤真一)の、幼い孫娘が誘拐された。犯人からの要求は、身代金ではなく、「明日夕方5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」。清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島健人)は、家族の命を救うため、前代未聞の大事件に挑む。「おまえの罪を自白しろ」という清治郎への脅迫に対し、果たして晄司は罪に隠された真相を暴き、誘拐された家族の命を救うことができるのか?本作のコピー「本当の敵は、誘拐犯か、この国か。」が示唆する、本当の敵とは…?<読者コメント>・「あっという間のスピード感で、最後まで集中が切れることなく面白かった。誘拐事件解決というよりヒューマンドラマで、政治家一家の複雑な感情、政界の黒幕達の駆け引きがあり、最後は切ない終わりでした。テーマソングのB’zの曲も合っててとても良かった」・「政治のタイムリミットサスペンスということで観に行きましたが、終わりまで展開がテンポよく目が離せませんでした。またサスペンス要素の中に人間ドラマもしっかり描かれており、ラストは自分が想像するものとは全然違い良い意味で裏切られて本当に面白かったです」・「政治や社会情勢も取り扱ったお堅い題材だけれど、ハイスピードに展開するストーリーやそうそうたるベテラン役者陣。それに負けない主演の中島健人さん。何度も劇場に足を運んだほど面白かったです」・「作品のテンポ感がとても良く、最後まで緊張の糸がぴんっと張ったような感覚でした。中島健人さん演じる主人公の表情がどんどん変わっていく過程がとても印象的でした」・「ストーリーの中心が予告とは違うところにあり、予想外の展開。主役のスイッチが入る瞬間が鳥肌立った」◆5位:「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」そして5位は、アーティストのGACKTと女優の二階堂ふみがW主演を務めた「翔んで埼玉」(2019年)の続編となる「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」。興行収入37.6億円を叩き出した前作は、「第43回日本アカデミー賞」において最優秀監督賞を含む12部門を受賞し、数々の海外映画賞にも輝くなど、映画史にその名を轟かせると共に映画界を翔び越えた史上空前の“埼玉ブーム”という社会現象を巻き起こした。埼玉県を徹底的にディスるという衝撃的な内容とは裏腹に埼玉県民の心に深く郷土愛を刻んだ本作は、世代問わず気軽に楽しむことができ、様々な人に確かなエンターテイメントを届けた。<あらすじ>東京に虐げられていた埼玉県人は、麻実麗(GACKT)が率る埼玉解放戦線の活躍で自由と平和を手にする。日本埼玉化計画を進める麗は、住民の心をひとつにしようと越谷に海を作る計画を立てる。美しい砂を求めて和歌山へ向かった彼は、関西の地域格差を目の当たりにして…。<読者コメント>・「最高に笑えてたのに感動して涙も流す作品です!!真面目に本気で演じてる演者さんたちがとにかく素晴らしいです!!」・「どの世代、どんな方が観ても楽しめる作品だと思いました!誰も傷つかない、外さない素敵な1本!」・「前作を上回る作品。麗様と百美(二階堂)の耽美な世界観と自虐の笑いの世界観と、これでもかというくらいのオマージュ感。しかしくだらないことを真面目にやっている中にホロっとするところもあり、本質の郷土愛がしっかり見て取れる。今のギスギスした世の中でただ笑って観られる作品。こういう作品は他にはない」・「本気で真剣にバカなことを描いている、これまでになかった最高の映画でした!」・「さらにくだらなさがパワーアップしてて、めちゃめちゃ面白いです」◆6位:「怪物の木こり」<あらすじ>怪物の仮面を被り、凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生する。次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった…。<読者コメント>・「サイコパスvsシリアルキラーという煽り文句からは予想もできない結末でした。グロテスクだったりサイコスリラー的要素は少なめでそれ以上にある意味純愛的な要素が強く感じられました。主演の亀梨和也さんの目で語る演技も結末を知った上でもう一度観ると全く違う印象を受けるので2回は観ることをおすすめします」・「セリフ一つを取っても色んな受け取り方ができて観終わった後も心に残る作品だった。また、鑑賞前は難しそうなストーリーというイメージがあったが、実際に観てみると入り込むことができる作りになっていた」・「サイコパスサスペンスだが、『人とは?倫理とは?』という今までに無い角度からの問いかけがある映画。エンドロールの曲まで含めての一つの作品になっていて、最後まで誰一人観客が席を立たないのは初めて。とても切なく美しい作品」・「亀梨くんの感情が揺れ動く繊細な演技と存在感が素晴らしい。予想外のエンディング、主人公の心情とSEKAI NO OWARIの『深海魚』がリンクして涙が流れました」・「タイトルの不気味さとは裏腹の悲しいヒューマンストーリーだった。物語のハイスピードな展開と主演・亀梨和也の演技にゾクゾクドキドキで目が離せない!二宮彰ヤバい!!」◆7位:「OUT」<あらすじ>少年院から出所して保護観察中の達也(倉悠貴)は、次喧嘩をしたら一発アウト、トラブル厳禁の身で、地元から遠く離れた叔父叔母の元、焼肉店・三塁で働きながらの生活を始める。そんな彼の前に現れたのは、暴走族「斬人」副総長の要(水上恒司)だった。<読者コメント>・「アクションシーンがとにかく抜群の迫力。あと、キャラクターが面白く義理人情にあふれるヤンキー映画で泣けます!」・「ただのヤンキー映画では終わらない人間味溢れる良い映画でした」・「単純明快、 楽しい、スッキリ! 全ての役の背景をサラッと流しているのが良い。でも、だからこそなのか、エンディングの曲が流れたときにほんの少し切ない気持ちになる。疲れている人、よりパワーアップしたい人、全ての人に観てほしいと感じた」・「俳優さんがとにかくすごい!迫力の演技に引き込まれてかっこいい世界を堪能できました」・「男たちの熱い友情と『OUT』の世界の葛藤を見て感動したから」◆8位:「正欲」<あらすじ>家庭環境、性的指向、容姿といった、様々に異なった“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく。<読者コメント>・「『観る前の自分には戻れない』本当にその通りだったから。今のこの時代に必要な映画」・「稲垣吾郎さんの優しそうな眼差し、他者とは違う性向を持った人への無理解な雰囲気、激しさ、検事としての振る舞い、ラストの目が、話の中心で進んでいる、“生きにくさ”を抱えた人達の生活を分かりやすく貫いていて良かった」・「キャストそれぞれの演技力が今までのイメージを変え、響く作品だった。特に目の表現が素晴らしかった」・「原作の突きつける鋭いテーマを損なうことなく映像作品の強みを生かし俳優のベストアクトを余すところなく引出し群像劇の手法を駆使して楽しめるエンタメとしてきっちり編集されていた極上の映画だと思う」・「俳優陣の見事な演技に心が揺れました。多様性という言葉を安易に使っていた自分を見直すきっかけとなった作品」◆9位:「アナログ」<あらすじ>主人公の水島悟(二宮和也)と、携帯を持たない謎めいた女性・美春みゆき(波瑠)。喫茶店で出会った2人が交わした、たった一つの大切な約束。「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」。携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に一度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく。<読者コメント>・「何度観ても、心が温まる作品です。二宮さんの演技力と波瑠さんの凛とした美しさ、周りの人々優しさなど、笑いと涙の詰まった作品です」・「とても温かい純愛ラブストーリーでした。二宮さんと波瑠さんの演技に涙があふれました。そして何度も観たくて何度も映画館に行った作品です」・「最初から最後までどこまでも美しく温かい。海辺のシーンはスクリーンで観てこそのスケールで久しぶりに映画館で観ることに意味がある映画に出会ったから」・「原作を読んだ上で観させていいただきましたが、原作の良さに映画の良さを掛け合わせた作品で、二宮さん、波瑠さんのお芝居もとても丁寧に紡がれている作品だと感じました。気づけば涙が出ている作品です」・「波瑠さんと二宮和也さんの演技力、みゆきさんと悟の純愛が儚く美しく、何度観ても観るたびに感動が上回っていくこれまでの映画で一番思い入れのある作品だからです」◆10位:「キリエのうた」<あらすじ>壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエ/路花(アイナ・ジ・エンド)の音楽がつなぐ13年に及ぶ壮大な愛の物語。そして降りかかる苦難に翻弄される男女の人生が、切なくもドラマティックに交錯していく模様を描く。<読者コメント>・「岩井監督の映像の世界観、役者さんたちのドキュメンタリーのように自然な演技、全てがマッチしていて引き込まれました」・「決して幸せだけの空間じゃなく生々しい描写も目を塞ぎたくなる場面もあったけど、なぜか3時間という時間があっという間すぎて家に帰ってからも『キリエのうた』のことでいっぱいでした。早く劇中の歌や人に会いたくなって時間を見つけてすぐに2度目行きました。それだけ心に刻まれる作品です!!」・「ストーリーもとても良かったし、なんと言っても、キリエの歌が最高でした!」・「久しぶりに『この映画が好きだ』と思えた作品。それぞれの生き様や音楽の素晴らしさに感動しました」・「音楽と映画が最高!ストーリーも泣ける」◆モデルプレス国民的推しランキングSNSの総フォロワー数340万人超えの「モデルプレス」が、WEBアンケートで読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部の審査、「モデルプレス」内での記事露出回数などを加味し、各種エンタメにまつわるランキングやアンケート結果を発表するオリジナル企画。これまで発表したランキングには「2023年上半期最も活躍した芸能人10組」や毎クール恒例「今期最もハマっているドラマTOP10」、「筋肉イケメンランキングTOP20」などがある。(modelpress編集部)【Not 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