【モデルプレス=2024/01/19】関ジャニ∞の安田章大が、4月から5月にかけて上演される舞台、PARCO PRODUCE 2024『あのよこのよ』で主演を務めることが決定した。【写真】関ジャニ∞安田章大、“ジャニーズ事務所”の大きさを実感◆安田章大、青木豪新作「あのよこのよ」で主演近年、歌舞伎の新作書き下ろしや、劇団四季などの大規模作品で演出を手掛け、目覚ましい活躍を見せる青木豪。緻密な人間描写と卓越した発想力で、ジャンルにとらわれず、常に演劇界の第一線を走り続けている。その青木がパルコ・プロデュース公演で2019年に初めて作・演出を手掛け、安田と古田新太を迎えて上演した『マニアック』は、ブラックで危ない笑いが満載の痛快青春暴走音楽劇として好評のうちに幕を閉じた。そして第2弾となるこの度の新作も『マニアック』で魅せた笑いのエッセンスをそのままに斬新なストーリーをお届けする。物語の舞台は江戸の幕末から大転換期を迎えた明治黎明期。とある浮世絵師とそれを取り巻く人々がひょんなことから事件に巻き込まれ珍道中に繰り出すことに。先行き不透明でどこへ向かっているのかさえ分からないご時世に、足が地に着かない人々が戸惑い彷徨うさまを、青木特有の作風で爽快感あるエンターテインメントへと昇華させる。◆安田章大、明治時代の風情漂う浮世絵師のビジュアル初公開主演を務めるのは、アーティストとしてはもちろん、俳優としてもドラマ・映画・舞台で活躍する安田。2021年にPARCO劇場で上演された『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』で世界的に有名な画家フィンセント・ファン・ゴッホの数奇な生涯を好演したことでも記憶に新しい安田が、今作では明治初期を生きる架空の浮世絵師・刺爪秋斎(サシヅメシュウサイ)を演じる。同じ画家でも今回は愉快痛快な時代活劇と銘打って、青木による当て書きと、予測不能な展開により、これまでになく大暴れする安田を目撃することになるだろう。そして、タイトルの『あのよこのよ』とは?安田演じる浮世絵師は劇中で何を見て、何を描き出すのか。青木ならではのちょっとひねくれたユーモアと笑い、そこにちょっぴりの切なさ。粋な音楽を織り交ぜた新感覚のオリジナルストーリーとなる。安田は「5年前の自分とは芝居に対する感じ方や考え方、取り組み方が大きく変わり、これからまた一緒に1つの作品を創り上げていく時間が楽しみです」と期待を込め、「僕自身久しぶりの時代物です。髪の毛を伸ばしていた理由はここにありました(笑)。江戸が終わり明治維新、この時代を生きている僕を楽しんでもらえたら嬉しいです。そして、登場人物たちが青木さんの描く世界の中でどのようにうねっていくのかというところにもぜひご注目ください」と呼びかけた。舞台『あのよこのよ』は4月8日~29日まで東京・PARCO劇場、5月3日~10日まで大阪・東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールにて上演される。(modelpress編集部)◆あらすじ舞台は明治初期。浮世絵師・刺爪秋斎(安田章大)は、新政府を批判したとして番屋に入れられていたが、初犯ということもあり解放され、迎えに来た弟の喜三郎と、居酒屋で宴を共にしていた。そこで秋斎は喜三郎から出所祝いとして眼鏡をプレゼントされ喜んでかける。さらに秋斎は居酒屋に居合わせた、未来が見えるという能力のある常連・フサに占ってもらうと、「女に出会う」と告げられる。「その女が秋斎の未来を決めるだろう」と。そこに美しい女が男と共にやってくる。秋斎が出会う女性は彼女なのではないかと話していると、突如、刀や銃を持った男たちが現れる。そして男たちは秋斎たちに襲いかかって来るのだった……。◆作・演出:青木豪コメントおそらく震災のあとぐらいから、現実感のない日々が続いている。一度も降りたことのない駅に寝過ごして来てしまったような、途方に暮れる日々が続いている。こういう感覚を芝居に出来ないものか、と朧げに考えていたらパルコさんから「安田くんと痛快な時代劇をやりませんか?」とお誘いをいただいて。それで思い出したのは「マニアック」という芝居でご一緒して以来、安田くんの芝居にしろバラエティにしろドキュメンタリーにしろ音楽にしろ、とにかく安田くんの活動を見ていると、僕は意味もなくポジティブになれるということで。だからこの『あのよこのよ』という作品は「こんな時代になると思わなかった、な明治初期」の「なぜだかポジティブになれる痛快時代劇」になるはずであります。グチャグチャな気分をポジティブに変えたいという方々、是非お越しくださいませ。◆安田章大コメント「マニアック」以来5年ぶりに青木豪さんとご一緒させていただきます。5年前の自分とは芝居に対する感じ方や考え方、取り組み方が大きく変わり、これからまた一緒に1つの作品を創り上げていく時間が楽しみです。青木豪さんが作るエンターテインメントは真面目とおふざけの振り幅がすごく広くて、その行ったり来たりする面白さに加えて、『あのよこのよ』というタイトルの通り、物語を見ていただくと浮遊している自分をどこかで感じてもらえたり、どこの世が事実で、自分がいる本当の世界なのか…こういうちょっとした不思議さを感じられる作品になっていると思います。僕自身久しぶりの時代物です。髪の毛を伸ばしていた理由はここにありました(笑)。江戸が終わり明治維新、この時代を生きている僕を楽しんでもらえたら嬉しいです。そして、登場人物たちが青木さんの描く世界の中でどのようにうねっていくのかというところにもぜひご注目ください。眼鏡にちなんだエピソードもお楽しみに。【Not Sponsored 記事】