【モデルプレス=2024/01/10】俳優の野間口徹が4月スタートのNHK夜ドラ「VRおじさんの初恋」でNHKドラマ初主演を務めることが決定。女優の倉沢杏菜、井桁弘恵が共演する。【写真】なにわ男子・大西流星&井桁弘恵、3回キスシーン◆野間口徹、NHKドラマ初主演 VRの井桁弘恵に“初恋”さえない中年の独身男性・遠藤直樹は、VRの世界では制服姿の少女・ナオキとして過ごしていた。人といるのが苦手でVRでも一人で過ごすナオキだったが、ある日、天真爛漫な美少女・ホナミに恋をする。おじさんが、女の子の姿で、女の子のアバターに恋をしてしまったのだ。現実世界とバーチャル世界を行き来して進む物語。2つの世界がそれぞれ影響しあい、今までとは違う人生を見つけようとする主人公を描く新しい形のヒューマンドラマをお届けする。VRとは「Virtual Reality」の略で「仮想現実」とも。ゴーグルをつけ360°の映像を見ることで、その空間にいるような感覚を得られる。現在は、空間を移動したり、ものを動かしたり没入感の高い体験も可能で、世界中の人とのコミュニケーションも出来る。直樹を演じる野間口は「まずタイトルを見て、5回ほど復唱しました。分かりませんでした。台本を読み進め、理解していくうちに、直樹という人間に寄り添ってみたくなりました」といい、「彼と、50歳になったばかりの僕との共通点は、おじさんという一点のみですが、あっちとこっちを行ったり来たりしながら、きちんと直樹に寄り添えるよう、丁寧に演じたいと思っています」とコメント。遠藤直樹が操作するアバターであり、直樹のVR世界での姿・ナオキを倉沢、ナオキがVR世界で出会った美少女アバター・ホナミを井桁が演じる。倉沢と井桁はNHKドラマ初出演となる。(modelpress編集部)◆あらすじ人生において成功体験と言えるものが無い、中年の独身男性・遠藤直樹。年下の上司から生活態度について叱られ、大した実績を上げることも出来ない。そんな直樹の生きがいは、自分自身が少女の姿となり、VRの世界で過ごすこと。残り半年でサービスが終了する予定で、過疎化の一途をたどるVRゲーム「トワイライト」の終えんを見届けようとしていた。寂しい場所で1人で過ごす時間が直樹には癒しだった。そんなある日、天真爛漫な美少女アバター「ホナミ」と出会い、恋に落ちてしまう。現実でも人付き合いが苦手な直樹=ナオキは、戸惑いを覚えつつもホナミと過ごす中で次第に心ひかれていく。しかし、突然、ホナミから「もうVR世界で会うことは出来ない」と別れを告げられる。その真意とは?そして、直樹の初恋の行方は――?◆野間口徹/遠藤直樹役さえない中年の独身男性。「タイヤメーカー」に勤務。遅刻癖があり、会社では生活態度について日常的に注意されている。VRゲームとバイクが趣味。サービス終了間際のVRゲーム「トワイライト」にはまっており、VRでは制服を着た少女・ナオキとして過ごしていたが、美少女アバター「ホナミ」と出会ったことで変化が起こり始める。<コメント>まずタイトルを見て、5回ほど復唱しました。分かりませんでした。台本を読み進め、理解していくうちに、直樹という人間に寄り添ってみたくなりました。現実世界において誰かといることが苦手で、VR空間でも上手く立ち回ることができない。そんな、生きることに不器用なおじさん「直樹」は、もしかしたら今すれ違った人なのかも知れません。彼と、50歳になったばかりの僕との共通点は、おじさんという一点のみですが、あっちとこっちを行ったり来たりしながら、きちんと直樹に寄り添えるよう、丁寧に演じたいと思っています。◆倉沢杏菜/ナオキ役遠藤直樹が操作するアバターであり、直樹のVR世界での姿。残り半年でサービスが終了するゲーム「トワイライト」の終えんを見届けようと1人で過ごしていたが、そんな中、美少女アバター「ホナミ」と出会い、交流が始まる。制服をまとった女性の姿をしているが、そこにはある理由が――。<コメント>今回VRのナオキを演じさせて頂きます倉沢杏菜と申します。VR・おじさん・初恋この3つのワードが重なる世界は私にとって未知のものでした。しかし、原作を読んでみるとすごく暖かくて人間らしいお話だと感じました。皆それぞれ抱えているものはあるけれど日々を生きていて。そんななか、VR世界の心と心の繋がりを通して変化するナオキを演じることに今は少し緊張していますが、原作のファンの方にも、ドラマで初めて見ていただく方にも心に届く作品にできるように精一杯頑張ります。よろしくお願いいたします。◆井桁弘恵/ホナミ役ナオキがVR世界で出会った美少女アバター。VR初心者のため着替えの操作方法が分からず、肌を露出したセクシーな外見をしている。VR世界でも孤独に過ごすナオキに興味を持ち、声をかける。明るい性格の持ち主で、人付き合いが苦手なナオキも気になる存在に。彼女の現実の姿は謎に包まれているが――。<コメント>仮想空間の中では自分がなりたかった自分になれる、出来なかったことができる。そんなVRの可能性と現実世界とのギャップを人の心に寄り添って丁寧に描かれた作品だと、台本を読んで感じました。VRの中の人物を演じるのは初めてなのでどう映るのか、どんな風に視聴者の皆様に受け取っていただけるか不安な部分もあります。ただ、VRの世界だからこそ出来る表現やアプローチの可能性にとてもわくわくしています。あくまでも現実世界があっての空間なのでその小さな心の機微や想いに寄り添いながら大事に演じたいと思います。今までにない作品になると思うので私自身も完成を楽しみに頑張りたいです。◆脚本:森野マッシュコメント原作を拝読して、VRの世界が現実と地続きに、この上なく美しく語られていることに衝撃を受けました。この作品の主人公である直樹は、特別な存在として描かれている訳ではありません。しかし彼の持つ柔らかな諦観や潔さ、その奥に宿る強さはとても魅力的で、素敵です。暴力先生が描かれた、心地よい静けさやあたたかな寂しさを脚本に閉じ込められるよう、精一杯書かせていただきました。華やかで、ノスタルジックで、現実的で、孤独で。あらゆる要素が混ざり合い、夕暮れのような浮遊感を纏う『VRおじさんの初恋』の世界を、ドラマでもぜひお楽しみくださいませ。【Not Sponsored 記事】
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