【モデルプレス=2024/01/05】Travis Japanが4日、横浜アリーナにて1stアルバム「Road to A」を引っ提げた全国アリーナツアー「Travis Japan Concert Tour 2024 Road to Authenticity」の初日公演を開催。昼公演の様子をレポートする。
オープニングは、地上6m50cmの高さのゴンドラから、きらびやかでカラフルな衣装を身に纏い登場し、ダンスナンバー「DRIVIN’ ME CRAZY」で幕開け。「横アリ騒げ~!」「横アリ!あけましておめでとうございます~!!」と新年の挨拶とともに煽ると会場はヒートアップ。続けてジュニア時代からの代表曲「夢のHollywood」の英語ver.である「My Dreamy Hollywood」、そしてデビュー曲「JUST DANCE!」と畳み掛け、出だしから熱気は最高潮に。
センター席後方まで動くムービングステージを駆使して、360度対応のパフォーマンスで盛り上げるTravis Japan。「REMIX DANCE NUMBER」では、ソロダンスやメンバーそれぞれの個性あふれるパフォーマンスを組み込みながら自己紹介。松田元太の「しんがきんねん!」(※謹賀新年)に松倉海斗も「しんがきんねん!」と続け、七五三掛龍也は「俺らに会いたかった!?」と甘い呼びかけ。吉澤閑也が「今年も幸せな思い出作りましょう」と言えば、川島も「今日はここにいるみんなと、Travis Japan7人で、今年一発目だから気持ちを高めて最高の思い出を作りましょう」とメッセージ。中村海人は「このRoad to Authenticityは僕たちがこれから目指す道だったり、僕たちが本当の一番になれるように作ったコンサートです」と紹介しながら、「みんな俺らに付いてこれる!?俺らに負けない!?OK!じゃあ今日はその調子で、1日よろしく!」とコール&レスポンスで沸かせ、最後に宮近海斗は「ピロピロブンブン!ほら、恥ずかしがらないで~!」と煽って盛り上げた。
2ndブロックでは、輝かしいゴールドのスーツで、巨大スロープLEDから登場。宮近は「辰年のTravis Japanですが、今年も寅年で頑張ります!」とユーモアたっぷりに意気込み、まるでブロードウェイのような煌びやかなステージでステッキパフォーマンス&タップダンスを織り交ぜながら「夢のHollywood」を披露。昨年のツアーでも登場したトラッコ(トロッコ)が、メンバーそれぞれのスタイルでお色直しされパワーアップ。センター席の端から端までを縦横無尽に駆け巡り、ファンと至近距離で触れ合いながら「Keep On Smiling」を披露した。
◆Travis Japan「俺らCDデビューしたよ~!」ファンに報告
これまでデジタルシングルとして楽曲を配信していたTravis Japanだが、2023年12月20日に1stアルバム「Road to A」で初となるCDをリリース。MCでは七五三掛が「ファンのみんなに伝えたいことがある」と切り出し、「俺らCDデビューしたよ~!!!」とファンへ喜びを報告。拍手に包まれるなか、「ファンの皆さんと僕たちで誓った夢だったので、これを叶えられたのは、ファンの皆さんがずっと一生懸命応援してきてくれたから。本当に皆さんに感謝だなと思います」と感謝を伝えた。
MC明けの3rdブロックでは、「Road to A」(FC限定盤)に収録された、グループとしては初の試みとなるユニット曲へ。まずセンターステージにて、松田・松倉の“松松コンビ”が2人で作詞作曲に取り組んだ「Bro :)」を、向かい合いながらギター弾き語りで披露。松田はギター初挑戦となり、2人の過去の写真を映し出すエモーショナルな演出でファンを魅了。続いてムービングステージでは、宮近・川島のユニット曲「Day Off」(作詞:宮近・川島、作曲:川島、振り付け:宮近)を披露。直筆の歌詞がLEDに映し出された。さらにメインステージではクールなダンスナンバー、中村・七五三掛・吉澤のユニット曲「Paranoia」をパフォーマンス。三者三様のステージで魅せた。続いて、モノトーンの衣装に身を包み、全員でアルバム収録の新曲「Till The Dawn」へ。巨大スロープLEDを駆使した大迫力のパフォーマンスを届けた。
また「Road to A」の日本語収録楽曲全13曲を全編英語詞にて再収録し、20曲目には、Sam Feldtがremixを手掛けた「LEVEL UP(Sam Feldt Remix)」を収録した20曲を「Road to A -Global Edition-」として2月12日に配信リリースすることを発表。サプライズ尽くし、盛りだくさんの内容で新年の幕開けを飾った。