【モデルプレス=2023/11/30】世界で5億7,400万人以上のユーザーが利用するオーディオストリーミングサービスSpotify(会社名 Spotify A B/本社 Stockholm, Sweden)は29日、音楽やポッドキャストなどの今年のリスニングデータから2023年を振り返る各種ランキングを発表した。
5位のTani Yuuki「W / X / Y」、9位の優里「ベテルギウス」、そして10位のSaucy Dog「シンデレラボーイ」は、いずれも2年連続でトップ10にエントリー。国内で今年Spotify上から最もSNSにシェアされたアーティストはJO1だった。2位にはBE:FIRST、3位はINIが続き、昨年同様に強いファンダムを持つアーティストが上位を占めた。
◆日本で最も再生されたアーティスト
国内で最も聴かれたアーティストは、 Mrs. GREEN APPLE。結成10周年を迎えた同グループは、今年1月にSpotifyでの総再生回数が10億回を突破している。2位はVaundyで、昨年6位から躍進をみせた。トップ10のうち7組が2年連続でエントリーし、楽曲がヒットすると長く聴かれ続け、また同じアーティストの他の曲も同時に聴かれるようになっていくというストリーミングの特徴を反映した結果となった。
◆日本で最も再生されたアルバム
国内で最も聴かれたアルバムは、2年連続で優里の『壱』、2位はVaundyの『strobo』で、いずれも2022年以前にリリースされたアルバムがランクイン。3位のMrs. GREEN APPLE『ANTENNA』は、アルバム収録曲の合間にアーティストが作品について語るトーク音声を収録した、Spotifyだけで楽しめるオリジナルプレイリスト「Liner Voice+」も公開されている。
2023年に海外で最も聴かれた日本のSpotify公式プレイリストは『Anime Now』、2位『This Is STUDIO GHIBLI -スタジオジブリ-』とアニメ関連が上位を占めた。3位には、Lo-Fi・チル系の楽曲を集めた「Mellow Beats」が、また5位には、日本の音楽の魅力を世界のリスナーに紹介する目的で今年5月にリリースした『Gacha Pop』が早くもランクインし、アニメだけでなく、日本のクールなポップカルチャーに関心が高まっていることが伺える結果となった。