【モデルプレス=2023/11/13】現役大学生が“「日韓」のモヤモヤ”と向き合い、「日韓」の歴史を学ぶ入門本としてK-カルチャーファンの間でも話題となった『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』(2021)の続編『ひろがる「日韓」のモヤモヤとわたしたち』(大月書店)が、11月15日に発売される。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」パク・ウンビン、日本の視聴者&佐藤健の絶賛受けコメント◆話題の“「日韓」モヤモヤ本”続編が誕生一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナールで朝鮮近現代史・日朝関係史を学ぶ大学生が執筆し、多くの反響を生み出した『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』から2年。続編となる『ひろがる「日韓」のモヤモヤとわたしたち』では大学院生と会社員になった編者が、人権の視点から「日韓」の歴史と未来を考える。朝鮮半島の人びととの関係と社会のあり方を変えていくために「わたしたちに何ができるのか」真摯に語り合った。前作では現在日本でも一大トレンドとなっている“K-POP”のファンという視点から気づかされた“「日韓」のモヤモヤ”についても掘り下げられ、K-カルチャーファンたちの反響の連鎖も生み出した。そして今作では「『日韓』の歴史を無視してK-POPを聴くことはできる?」といった、多くの韓国エンタメファンが共感できるであろう内容も盛り込まれている。◆「日韓」の歴史が学べるガイドブックも制作 クラウドファンディングを実施また加藤圭木ゼミナールでは現在、「日韓」の歴史問題を学ぶ「入り口」としてのガイドブック『大学生が推す 深掘りソウルガイド』(大月書店、2024年3月刊行予定)を製作中。大部分をカラーで作成し、デザインにもこだわるといい「できるだけ手に取りやすい価格にしたい」と、11月18日~12月22日の期間クラウドファンディングを実施する。著者たちは、なぜソウルのガイドブックをつくるのかについて「今、多くの人が日本から韓国へ旅行に行っています。さらにK-POPや韓国ドラマ、ファッション、グ ルメなど様々な方面で韓国は人気を集めています。その一方で、いざ『日韓』歴史問題に向き合うとなると、普段K-カルチャーに触れている人ですら『抵抗感』を覚え、目を背ける人も少なくありません。 もちろんK-カルチャーに興味・関心を持つことは良いことですが、歴史問題を無視して『楽しい』側面だけを見ても、本当の意味での『友好関係』を築くことはできません。こうした風潮を変えるべく、 わたしたちはガイドブックをきっかけに、少しでも多くの人に『日韓』の歴史問題に興味を持ってもらいたいと思っています」と語り、協力を呼びかけている。(modelpress編集部)◆『ひろがる「日韓」のモヤモヤとわたしたち』目次・第1章 ひろがる「日韓」のモヤモヤ語られはじめた「日韓」のモヤモヤ『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』と出会ったわたしコラム 「日韓」の歴史を無視してK-POPを聴くことはできる?座談会 「日韓」のモヤモヤと向きあう当事者性と想像力(ゲスト:平井美津子さん)座談会 『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』への現役大学生の声にこたえる・第2章 「日韓」のモヤモヤとわたしたちの社会「なにが本当のことかわからない」のはどうしてなの?歴史否定と「有害な男性性」韓国のなかでは歴史についてどう考えられているの?学び場紹介 Fight for Justiceって?座談会 ゼミの後輩たちは『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』をどのように読んだのか座談会 加害の歴史を教えること、学ぶこと(ゲスト:平井美津子さん)コラム 取り消された毎日新聞・大貫智子氏の署名記事座談会 『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』の刊行はわたしたちにとってどんな経験だったのか?・第3章 モヤモヤからわたしたちが出会った朝鮮在日朝鮮人と日本人のわたし100年前の東京で起きたことコラム 多摩川を歩いて考える朝鮮コラム 大阪・生野と京都・ウトロを訪ねて沖縄と日本軍「慰安婦」問題学び場紹介 ラオンって?座談会 ソウルで考える朝鮮、日本で学ぶ朝鮮・第4章 終わらないモヤモヤとその先社会運動に関わるということ「そんなことより」と言えてしまうこと学び場紹介 キボタネって?座談会 日本社会を地道に変えていくこと◆『大学生が推す 深掘りソウルガイド』クラウドファンディングクラウドファンディング期間:2023年11月18日(土)~12月22日(金)※11月18日より支援可能 目標金額:150万円【Not Sponsored 記事】