【モデルプレス=2023/10/08】北海道で一人暮らしをするYouTuber・りんの「村から逃げ出した理由をご説明いたします」という動画が注目を集めた。村の男性とのトラブルに巻き込まれていたこと、村の自宅を「数人の男性に襲われる」という情報提供があったこと、暮らしていた鶴居村を離れて知床に避難していたことなどを報告後、今もまだ不安な生活が続いているという。モデルプレスではりんに取材を行い、現在の状況、さらには今後について話を聞いた。田舎暮らしYouTuber・りん、加害者グループが拡散した情報について説明 証拠画像も提示◆「りんの田舎暮らし」これまでの経緯2020年から北海道での田舎暮らしの様子をYouTubeで発信してきたりん。2022年には日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」にも出演し話題を集めた。そんな中、2023年3月24日、村の男性とのトラブルに巻き込まれていたこと、村の自宅を「数人の男性に襲われる」という情報提供があったことから、鶴居村を離れて知床に避難していたことを動画で報告。その後も度々被害を時系列で説明していたが、8月27日の動画では警察の助言を受けて安全のため北海道を離れて緊急避難していたことも明かしていた。◆りん、現在の状況と伝えたいこと― 8月25日の動画が久々の更新でした。それまでの状況を教えてください。警察の指示を受けて関東に避難していました。避難先での生活が落ち着くまで2ヶ月ほどYouTubeが更新できませんでした。警察、弁護士、お仕事関係者さまへ事情を説明する度に、村での恐ろしい出来事を思い出して不安定になっていました。暑い関東の夏に体は慣れていきましたが、鶴居村の家、知床の基地の2箇所も住む場所を追われたことがショックでした。これまで本当に恐ろしいことが数え切れないほど起こりました。時間はかかりましたが、ネット上で加害者A、B、Cとされる人物に対して民事訴訟を提起して、Cには刑事告訴が受理されて警察の捜査が始まりました村役場の恐ろしい行動は弁護士が対応してくれることになりました。ただ、裁判所、警察官、弁護士さんにお任せした後も、加害者グループの攻撃は止まりません。なので、間違った情報を正すため、9月15日にも動画を出しました。視聴者さまに、新しい土地での生活や、自然映像をいつものようにお届けしたかったのですが、間違った情報を正すことに追われて、現在も上手く進めることができていません。―様々な情報が錯綜していますが、世間に伝えたいことは?A、B、Cの加害行為は裁判所や警察にお任せしているため、YouTubeに証拠を出して法廷以外の場で真偽を問うことはできません。しかし、裁判中にも関わらず生放送に出て嘘の情報を流す加害者の行動に、弁護士と相談した上で襲撃計画の証拠を出させていただきました。活動妨害により大切な視聴者さまを失ったり、決まっていた企画もなくなって、住む場所を2回も奪われてしまいました。これ以上大切なものを奪われないために証拠動画を投稿しました。3年前、役場YouTuberというお話しを受けた時から、移住者の私を迎え入れてくれた村のためにチャンネルを私物化しないよう決めていました。悲しいことがあってそうではなくなりましたけど、今でも私はお世話になった北海道に恩返しをしたい気持ちからYouTubeを続けています。◆りん「従来通りの動画をお届けしていきたい」― 今後、チャンネル・動画更新はどうしていく予定ですか?視聴者の方には楽しくもない話から活動再開になったこと、改めてごめんなさい。今後は音楽と映像表現で彩った従来通りの動画をお届けしていきたいです。私はパンデミックでお店を維持できず田舎に移住しました。約3年ほど田舎暮らしをしていると、虫に慣れてきて、パンデミックのおかけでリモートワークが広がり、田舎で仕事ができる機会が増えてきました。自然の中で生活したいと考えてみて、虫や仕事不足などの問題は解決できたとしても、人間関係を考えると移住を躊躇ってしまう人はたくさんいるとおもいます。田舎や移住先で怖い思い、辛い思いをした方々の声が届くようになりましたので、これからの田舎で情報封鎖はできないこと、田舎で起きたことは世の中に伝わるということを知ってもらえるような活動をYouTubeと併せて行いたいです。― 最後に今後に向けた率直な思いを教えてください。私は北海道のオホーツク沿岸部の景色に元気付けられてきました。50万人の登録者さまの中で、ひとつの市ができるくらい北海道の方が応援してくださっています。北海道を周知する活動ができる環境を作ってくださった視聴者さまのためにも、どんどん北海道の動画を作って、北海道には優しい人がたくさんいることを広めていきたいです。― ありがとうございました。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】