山下幸輝、畑芽育から受けた刺激語る 「最高の教師」「最高の生徒」藤原大志役との共通点とは<モデルプレスインタビュー前編> | NewsCafe

山下幸輝、畑芽育から受けた刺激語る 「最高の教師」「最高の生徒」藤原大志役との共通点とは<モデルプレスインタビュー前編>

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モデルプレスのインタビューに応じた山下幸輝(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/09/24】23日に最終回を迎えた日本テレビ系土曜ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」と同局Zドラマ「最高の生徒 〜余命1年のラストダンス〜」(関東ローカル)、クロスオーバーしている2つの作品に3年D組の生徒・藤原大志役で出演した俳優の山下幸輝(やました・こうき/21)。「最高の生徒 〜余命1年のラストダンス〜」で主演を務めた畑芽育との役作りやキャストとの関係性、両作品での撮影で刺激を受けている日々を振り返ってもらった。<モデルプレスインタビュー前編>

【写真】「最高の生徒」畑芽育・山下幸輝らNewJeansカバー

◆畑芽育主演「最高の生徒 〜余命1年のラストダンス〜」

「最高の生徒 〜余命1年のラストダンス〜」は、恋愛、友情、家族、一生分の体験を1年という有限の時間で生きる女子高校生の青春ストーリー。主人公・伴ひかり(畑)が通う鳳来高校3年C組は「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の隣のクラスという設定で、同じ学校の2つのクラスで2つのドラマが繰り広げられた。

ひかりが想いを寄せる藤原は、高校生ストリートダンス全国大会で準優勝をするほどダンスが上手な高校生で、木下幹太(杢代和人)、美山志乃(齊藤なぎさ)、二色愛未(志田こはく)、加賀凛(菊地姫奈)、鍋島聖衣良(みとゆな)とともに「Be:STAR」を結成する。

◆山下幸輝「最高の生徒」現場は一番年上

2022年10月に放送されたTBS系火曜ドラマ「君の花になる」で注目を集めた山下は、今回メインキャスト7人の中で一番年上、さらに役柄と同じダンスの実力者ということで、現場では引っ張る立場に立った。

「現場の雰囲気はすごく爽やかです。同年代でまだお芝居の経験も少ない方もいらっしゃるんですけど、逆に僕は『君花』のときに何も分からない状態だったので、今回も皆で助け合って頑張って行こうと和気あいあいとしています。『Be:STAR』キャストで一番年上で、そういう現場も初めてだったのでプロデューサーの方とも撮影に入る前に『一番年上だからちょっと引っ張ろう』という話をして、初めてだからどうしようと沢山考えたんですけど自分が固くなると皆も気を遣うと思ったので、自然体な方が良いかなと思って肩の力を入れすぎず会話しています」

◆山下幸輝、主演・畑芽育から受けた刺激

2人のシーンも多い畑とは、演技について話し合うことも。「藤原は7人でいるときとひかりと2人でいるときの雰囲気が違うんです。1話2話は特に疎遠状態だったけどひかりといるときは気楽で喋れるのでその使い分けも難しいんですけど楽しいです」と難しい演技も前向きに楽しむ。

3話ではC組のメンバーと疎遠状態だった藤原が思いの丈を打ち明けた後、ひかりからキスされるシーンが話題を呼んだ。初のキスシーンとなり、山下は「初めてだったので大丈夫かなと思ったし緊張しました。向こうからしてくれるシーンだったのでこっちは待つしかなくて、来たものを受けようという心持ちでやっていました」と振り返った。

畑は1歳の頃から子役として活動している大ベテラン。「大先輩です。僕が見ていてすごいなと思ったことは集中力。あとはやっぱり現場での居方を学んだと思います。全部のシーンが大事なんですけどその中でも特に散りばめられている核となるようなシーンの撮影の日は特に沢山コミュニケーションを取ってくれるなと思います」と刺激を受けていることを明かした。

◆山下幸輝、藤原大志は「可愛くない」自身との共通点とは

藤原という役はこれまで演じてきた人物とは違う部分が大きいといい、「藤原は可愛くないですね。『君花』や『ガチ恋粘着獣』の役はどちらもちょっと可愛らしさや末っ子感があったんですけど、今回は名前じゃなくて『藤原』と苗字呼びされているし、可愛げはなくて不器用なところがあるので逆にそれが可愛いなと思います」と役への愛を滲ませる。

「自身にはどちらが近いですか?」と聞くと、「めっちゃこっちです」と即答。「だからすごくやりやすいです。不器用さが相まって言葉をちゃんと伝えられないところがめっちゃ似ていると思います」と自身と重ね合わせた。

天性の愛嬌でファンを増やし続ける山下。「ファンの方には『可愛い』と言われることが多いと思うんですが…」と伝えると「自分的には可愛いキャラクターではないと思っているんですけど、パブリックイメージはそうなのかもしれないですね」と照れ、「かっこいい」と言われるのも嬉しいと告白。「でも最近は『面白い』が一番嬉しいです。大阪人の血が…」と第三の選択肢を登場させて、笑いを誘った。

◆山下幸輝「最高の教師」撮影で「本当に泣きそうになりました」

「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、“完全オリジナル脚本”の作品となっており、2019年に同局系で放送されたドラマ「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」を手掛けたプロデューサーと監督が贈る、新たな時代の学園ドラマ。松岡茉優が演じる3年D組の担任・九条里奈は、卒業式の日に「担任生徒の誰か」に突き落とされ、そして時を遡る。教卓に立ち、目の前に見えるのは1年後、自分を殺害する「30人の容疑者」。“覚悟”を決め、教室、人生、その全てを覆し命がけで生徒に向き合っていく。

松岡や芦田愛菜といった実力派キャストが勢揃いした現場も、山下にとっては大きな刺激になっているようで現場の一致団結した空気感を語る。

「『最高の生徒』とは、ドラマの内容も全然違うので現場の雰囲気も違うんですけど、教室のシーンが主なので席につくと皆さんの集中力を感じます。プロデューサーさんから最初に『ただ面白かったじゃなくて何かが伝わる作品にしたい』というお話を聞いていたので『このシーンを誰かに届けたいし、明日の活力になるためのシーンにしよう』という皆の想いが一致しているんです。スクールカーストやいじめといったテーマが散りばめられていて、現実でも辛い想いをしている方が沢山いると思うので届けたいという想いで撮影をしています」

実際に1話のクライマックスとなった教室での九条と鵜久森のシーンの撮影の際は震えるほどの感動を覚えたといい、「お2人ともとても長いセリフをピリッとした空気感の中で話していて、藤原としてはそういう感情ではないからあの言葉を聞いて泣くわけにはいかないんですけど、本当に泣きそうになりました。ダメなんですけど、くらっちゃいましたね。しかもあのシーンは1、2回だけでほぼ一発撮りで終わらせていたので、集中力がすごすぎて鳥肌が立ちました。周りの皆も『泣きそうになった』と言っていましね」と振り返った。

★モデルプレスでは発売中の「山下幸輝パーソナルブックSoul Mate」(主婦と生活社刊)について話を聞いたインタビュー後編も配信予定。(modelpress編集部)

◆山下幸輝(やました・こうき/21)プロフィール

2001年11月7日生まれ、大阪府出身。高校時代から数々のダンス選手権で華々しい経歴をもち、2020年「第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でファイナリストとなり芸能界デビュー。2022年、連続ドラマ初レギュラー作品となったドラマ「君の花になる」で8LOOMメンバー・小野寺宝に抜擢され話題に。ほか出演作に日本テレビ系「沼る。港区女子高生」(2023)、ABC・テレビ朝日「ガチ恋粘着獣」、短編映画「ROADING...」(2023/主演)など。11月1日には、2024年カレンダー「1 Week Challenge」が発売。主演映画「TOKYO, I LOVE YOU」が11月10日に公開予定。

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《モデルプレス》

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