「最高の教師」最終回、タイトルの伏せ字に込められた意味見事な回収に「予想外だった」の声

【モデルプレス＝2023/09/23】女優の松岡茉優が主演を務める日本テレビ系土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』（毎週土曜よる10時～）の最終話が、23日に放送された。タイトルの意味が明らかになった。＜※ネタバレあり＞

【写真】「最高の教師」九条里奈を突き落とした真犯人

◆松岡茉優主演「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」

本作は、“完全オリジナル脚本”の作品となっており、2019年に同局系で放送されたドラマ『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』を手掛けたプロデューサーと監督が贈る、新たな時代の学園ドラマ。

松岡が演じる物語の主人公は、3年D組の担任・里奈。卒業式の日に「担任生徒の誰か」に突き落とされ、そして時を遡る。教卓に立ち、目の前に見えるのは1年後、自分を殺害する「30人の容疑者」。“覚悟”を決め、教室、人生、その全てを覆し命がけで生徒に向き合っていった。

◆「最高の教師」タイトルの伏せ字の意味

最終回では、里奈を突き落とそうとした犯人が星崎透（奥平大兼）だったことが明らかに。周りとは“違う”ことに悩み続け、世界の全てを空しく感じてしまうような感覚に陥っていたことから、里奈を殺し、その後に自分も自ら命を絶とうとしていた。しかし、里奈との対話や駆け付けた生徒たちの言葉もあり、2人とも死の運命を回避できた。

そう思われたところで、星崎ら生徒と関わりD組に危害を与え続けていた浜岡省吾（青木柚）が里奈を逆恨みしナイフで突き刺す。里奈はその場に倒れ込み、朦朧とする意識の中で、生徒からいじめを受け続け命を失った鵜久森叶（芦田愛菜）から生前に告げられた「先生にバトンを託します。過去の私みたいな生徒が生まれない教室に、無自覚に人を傷つける世界を少しでも変えてくれることを」という言葉を思い出すのだった。

◆「最高の教師」タイトルに込められた意味に反響

涙ながらに告げられた鵜久森からのメッセージは、これまで明らかになることのなかったタイトル「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の“■”部分に当てはめ「最高の教師 1年後、私は生徒に託された」と考えることが可能。生徒たちこそが、里奈にとっての“最高の教師”なのだった。

物語の最後で行われたタイトル回収を受けて、視聴者からは「鵜久森さんからの言葉だったのか」「託されたこと、先生はしっかり実行できていたと思う」「『殺された』だとずっと思っていたけど今思えば納得」「予想外だった」などの声が届いていた。（modelpress編集部）

情報：日本テレビ

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