多部未華子＆松下洸平ら「いちばんすきな花」は当て書き「silent」村瀬Pから見た“凄み”・起用に至るまでの経緯

【モデルプレス＝2023/09/11】女優の多部未華子、俳優の松下洸平ら4人が主演を務める10月スタートのフジテレビ系木曜劇場『いちばんすきな花』（毎週木曜よる10時～）のプロデュースを務める村瀬健氏が1日、報道陣による囲み取材に応じ、キャスト陣について語った。

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◆多部未華子・松下洸平ら主演「いちばんすきな花」

社会現象とも呼ばれた『silent』（2022年）でプロデュースを務めた村瀬Pと脚本家・生方美久氏が再びタッグを組む本作は、4人の俳優が主演を務める新しい形の“クアトロ主演”ドラマ。“男女の間に友情は成立するのか？”をテーマに、くすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルの作品となっている。違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を丁寧に描いていく。

現時点では4人の内、多部と松下の2人が主演を務めることが明らかになっている。

◆多部未華子＆松下洸平の魅力とは

現在解禁されている多部と松下について、村瀬Pは「お二人とも自然なお芝居、繊細で丁寧なお芝居をする方だという印象がある」とコメント。続けて、キャスティングは組み合わせだと考えており、「この人とこの人が芝居したら面白そうというのをいつも重視しています。今回、“男女の間に友情は成立するか？”というテーマを誰でやったら面白いか考えたとき、最初に浮かんだのが多部未華子さん、松下洸平さんだった」と2人の起用に至るまでの背景を説明した。また、「この2人なら男女の友情が成立しそうな感じしませんか（笑）？僕は成立しそうな匂いがする組み合わせがいいなと思ったんです。この2人の関係にいろんな変化が生じていきながら、男女の間に友情が成立するのかどうかを観ていくのはとても面白そうだと感覚的に感じました」と無邪気に語った。

個々としては「多部さんはドラマ『デカワンコ』（2011年）、『これは経費で落ちません！』（2019年）など、特殊なキャラクターをチャーミングで愛すべきキャラクターとして見せてくれる。あの説得力を持てるのは彼女しかいない」と多部の創り上げるキャラクター像を絶賛。一方、「松下さんは、例えばドラマ『最愛』（2021年）で、決して日常の中で起こる事件が描かれているわけではないのに彼が演じるとまるで自分に起こったことのように感じられる“共感させ力”を持っている」と松下のリアリティある演技力に魅了されたとし「いつかお二人とご一緒してみたいと思っていました」と2人と共に作品を創ることを心待ちにしていたと話した。

さらに同作も『silent』同様、当て書きを手法として取っており「皆さんが感じる『この人がこういう役を演じたら面白いな』という4つのキャラクターにぴったりな役者さんが見事にキャスティングできたので、それも楽しみにしていただければと思います」と期待をのぞかせた。（modelpress編集部）

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