【モデルプレス=2023/08/29】乃木坂46が8月25日~28日の4日間にわたり、東京・明治神宮野球場にて「真夏の全国ツアー2023」ツアーファイナル公演を開催。各日3万8千人、計15万2千人を動員し、インターネットでの生配信も実施された。ここでは、最終日となった28日の模様をレポートする。【写真】乃木坂46、ミニ丈衣装で美脚披露◆乃木坂46、“聖地”で「真夏の全国ツアー2023」ツアーファイナル開催「真夏の全国ツアー2023」は、7月1~7月2日に開催された北海道・真駒内アイスアリーナ公演を皮切りに、全国7ヶ所16公演を実施。世代交代した3期生~5期生メンバーのみでのライブは同ツアーが初めてで、総合計25万人を動員した。ツアーファイナルとなった東京公演の会場は、2014年に初ライブを行い、以後乃木坂46の“聖地”とも言われる明治神宮野球場。同会場での4日間開催は過去最長となった。なお、4期生の掛橋沙耶香、5期生の川崎桜(※「崎」は正式には「たつさき」)はケガの治療の為、4期生の林瑠奈、5期生の岡本姫奈は活動休止中のため欠席となり、同公演は32人のメンバーで行われた。◆乃木坂46、人気の夏曲で幕開け 川崎桜が影ナレ務める例年は雨に見舞われることが多かったものの、2023年は4日とも晴天に恵まれた神宮でのライブ。最終日の影ナレは賀喜遥香&田村真佑が務めたが、怪我で東京公演を休演した川崎がサプライズ参加し、「神宮の風を少しでも感じられてうれしいです」と涙交じりに挨拶した。その後、ライブは33枚目シングル『おひとりさま天国』でセンターを務める5期生・井上和の「神宮―っ! 最終日、盛り上がっていくぞーっ!」の第一声から、『裸足でSummer』にてスタート。ステージ左右から姿を現した2台の巨大トロッコに乗ったメンバーたちは、会場中を回遊しながら満員の客席に向けて笑顔を振り撒く。以降も『ジコチューで行こう!』を筆頭に人気の“夏曲”が連発され、『好きというのはロックだぜ!』では賀喜の「皆さん、ツアーラスト盛り上がる準備できてますか? タオル回していくぞーっ!」を合図に、メンバーと観客が一丸となってタオルを振り回す一幕も。また、山下美月による煽りも板に付いた『ガールズルール』では、4年ぶりに実現した“声出しOK”の神宮公演を満喫するように客席から盛大なコールが湧き起こり、ライブ序盤からクライマックスのような盛り上がりを見せた。◆ユニット曲も多数披露 アンダーメンバーも”力強さ”見せつける続くブロックでは、期を超えた組み合わせによるユニット曲を用意。日替わりで異なるメンバー、選曲で披露されたユニットパート、この日は『意外BREAK』『Am I Loving?』『自惚れビーチ』の3曲が選ばれ、オリジナルメンバーのそれとは異なる個性が光る、フレッシュなパフォーマンスが展開された。その後、「空扉」からは再びトロッコやフロートを使い、メンバーが会場中を移動しながらオーディエンスのもとへと出向いていく。また、『君に叱られた』『僕は僕を好きになる』『夜明けまで強がらなくてもいい』といったヒットシングルが立て続けに披露され、観客のボルテージが上がったところで33枚目シングルのアンダーメンバーがステージに登場。松尾美佑をセンターに据えた『踏んでしまった』では、楽曲の持つ疾走感と相まってメンバーのパフォーマンスも力強さを増していく。さらに、『錆びたコンパス』では会場中が黄色いペンライトで染め上げられ、会場の一体感が高まっていった。◆久保史緒里ら、プロ野球12球団のユニフォーム姿も披露ライブ中盤では久保史緒里や向井葉月、金川、黒見明香、柴田柚菜を中心にプロ野球12球団のユニフォームを着用したメンバーたちが『Never say never』を堂々と歌唱。また、続くバラードアレンジが施された『シンクロニシティ』では久保や賀喜などがソロを取りながら、メンバー全員でアカペラを交えて繊細な歌声を響かせていく。そして、井上からの提案で会場中のペンライトが一斉に消された後、「皆さんにとって大切な人のことを思い浮かべながら聴いてください」のメッセージとともに、最新シングル収録曲『誰かの肩』が感情をたっぷり込めて歌い紡がれていった。センターステージに灯された炎の明かりだけで歌唱するこの感動的かつ幻想的な演出は、野外ライブならではの醍醐味と言えるだろう。ライブ後半戦では各期の原点的な楽曲がパフォーマンスされる。まずは5期生が『絶望の一秒前』で再び会場の温度を高めると、続く4期生は『4番目の光』でその勢いを引き継ぎ、最後は3期生が『三番目の風』で客席の熱気を沸点にまで上昇させてみせた。その後、梅澤が「乃木坂の温度感を受け継ぎ、手を取り合い、歴史のあるこの場所から新たな夢へ歩き出します」と高らかに宣言し、『設定温度』を3〜5期生で歌いつないでいく。かつて1〜3期生によって神宮で歌われたこの曲が、時を経て新たな形に生まれ変わる。こうして乃木坂46の歴史は未来へとつながれていくのだと言わんばかりの演出に、客席からは惜しみない拍手が送られた。◆センター・井上和、大切にしている言葉を明かす本編最後の楽曲に入る前、井上が今回のツアーを振り返るコメントを述べていく。彼女は昨年のツアー後にある先輩から手紙をもらったこと、その中に「私は身近な人に尊敬してもらえるような人になることが目標。和ちゃんにもそんな人になってほしい」と記されていたことを告げると、「その言葉を今もすごく大切にしています」と口にした。スピーチを終えた後、井上は「この中に“おひとりさま”はいるかー?おひとりさまも、そうじゃない人も、この曲で盛り上がっていきましょう!」と叫び、ラストナンバー『おひとりさま天国』へ突入。祝祭感の強いEDMサウンドに乗せて、井上を中心とするメンバーたちは満面の笑みでこの曲を届けると、クライマックスでは神宮上空に460発もの花火が盛大に打ち上げられ、夜空が華やかに彩られたところでライブ本編は幕を下ろした。◆「乃木坂の詩」でエモーショナルに締めくくるアンコールではスタンド席通路に、フロートに乗ったメンバーも登場し、『夏のFree&Easy』『ダンケシェーン』『僕だけの光』といった楽曲で会場の熱気も再上昇。その後、山下が「今回のツアーで改めて乃木坂46が大好きだなと思えて。ここに立てていない子もいるんですけど、全員で乃木坂46。10年後も神宮に立てているように、皆さんと一緒に歴史を紡いていきたいです」と思いを伝え、現編成での“はじまりの1曲”である『人は夢を二度見る』で会場を感動的な空気で包み込む。さらにこの日は、締めくくりの1曲として『乃木坂の詩』を最後に用意。会場一面が乃木坂カラーである紫一色に染まる中、約3時間におよぶツアー最終公演を鮮やかに締め括った。(modelpress編集部)◆乃木坂46「真夏の全国ツアー2023」@明治神宮野球場(8月28日公演)セットリスト影アナ:賀喜遥香、田村真佑、川崎桜OVERTURE1.裸足でSummer2.ジコチューで行こう!3.好きというのはロックだぜ!4.太陽ノック5.ガールズルール<MC><VTR>6.意外BREAK7.Am I Loving?8.自惚れビーチ9.空扉10.他人のそら似11.君に叱られた12.僕は僕を好きになる13.夜明けまで強がらなくてもいい14.踏んでしまった15.錆びたコンパス16.Hard to say17.Never say never18.シンクロニシティ19.誰かの肩<MC>20.絶望の一秒前21.4番目の光22.三番目の風23.設定温度24.ごめんねFingers crossed25.Actually…26.逃げ水27.バンドエイド剥がすような別れ方28.I see…29.僕が手を叩く方へ<MC>30.おひとりさま天国EN1.夏のFree&EasyEN2.ダンケシェーンEN3.僕だけの光<MC>EN4.人は夢を二度見るEN5.乃木坂の詩【Not Sponsored 記事】
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