鈴鹿央士「ドラゴン桜」で学んだ“愛情”&人生のターニングポイント明かす<18/40~ふたりなら夢も恋も~インタビュー> | NewsCafe

鈴鹿央士「ドラゴン桜」で学んだ“愛情”&人生のターニングポイント明かす<18/40~ふたりなら夢も恋も~インタビュー>

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鈴鹿央士(C)TBS
【モデルプレス=2023/07/24】女優の福原遥と深田恭子が初共演でW主演を務めるTBS系火曜ドラマ『18/40(エイティーン/フォーティー)~ふたりなら夢も恋も~』(毎週火曜よる10時~)に出演している俳優の鈴鹿央士(すずか・おうじ/23)がモデルプレスなどのインタビューに応じ、共演者とのエピソードや自身のターニングポイントについて語った。

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◆福原遥&深田恭子W主演「18/40~ふたりなら夢も恋も~」

本作は、福原演じるキュレーターになるという夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖と、深田演じるアラフォーで恋を後回しにしてきたアートスペシャリスト・成瀬瞳子の2人の女性が年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。

本作のタイトルは、主人公2人の年齢を表しており、成人年齢が18歳となり突然大人として扱われることになった有栖は、若くして予期せぬ妊娠をしたことに戸惑う。また、仕事も結婚も子どももすべてを手に入れられると思っていた瞳子も気づけば独身のままもうすぐ40歳。人生の大きな転機の中で出会った2人の女性を通じて、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描くオリジナルストーリーである。

◆鈴鹿央士、ダンス初挑戦で新たな発見

鈴鹿が演じるのは、有栖が恋に落ちる訳あり男子・黒澤祐馬。祐馬は有栖と同じ大学に通い、将来はプロダンサーとして生きていきたいと思っている人物。役柄について「今までここまで明るい雰囲気の役を演じたことが無かった」という鈴鹿は、祐馬について「考えている人なのですが軽い部分もあります。敏感に察した上での発言が軽かったりする」と分析し、自身も友人と重い話をする際に「後ろを向いて終わりたくないという思いがあるので、前を向いていけるような言葉で終わりたいと思っている。祐馬もそういう考えなのかな」と推測していた。

本作では初のダンスに挑戦しており、レッスンについては撮影に入るまでの1ヶ月間練習に励んでいたと回顧。特に「1話の最初のダンスシーンは緊張した」と話すも「いざ音楽に乗って踊ってみると、祐馬の世界に行くと言いますか、とても集中できたと思います」とダンスを踊りながら役に入り込むことが出来たと語っていた。

演者としてダンスを踊る上で「カメラがどこで撮影しているかで、見せたい角度とか向きがある」と意識していることを話し、撮影することを考えながらダンスレッスンに励んでいるという鈴鹿。今までの演技について「体の動きを細かく突き詰めていくというのはお芝居の中だとあんまりしてこなかった」と振り返り、ダンスを初めたことにより魅せ方を意識するようになり「自分の体の動きをコントロールするという面でもダンスの経験は役に立つ」と演技に通ずる新たな発見があったことを口にしていた。

◆鈴鹿央士、福原遥・深田恭子の第一印象明かす

本作が初共演となる福原については「現場をまとめる力があります。福原さんがいると現場がふわっと明るくなります」と印象を語り、明るいオーラを放つ彼女について「神様と言いますか…」と例えつつ「存在感がありますし、優しい方だなと思います」と語った。

ドラマ内でまだ関わりの少ない深田については「すごく気さくな方」と口にし、初対面の際に挨拶をすると「央士って言うんだ!珍しい名前だね」とやり取りをしたという。撮影現場での深田は「盛り上げてくださり、いろんな人に気配りをされる方」と話し、福原と深田について「主演を張る人はこういう背中なんだな、すごく素敵だなと思いました」と尊敬の眼差しを見せていた。

撮影を重ね、共演者との距離が縮まったかという質問に対しては「縮まったと思います!」と笑顔で語り、「福原さんとは試行錯誤しながら一緒に18/40ポーズを考えていて最近やっと見つかりました」と報告。また、撮影現場にインスタントカメラを持っていくという鈴鹿は「福原さんとか嵐莉菜さんと写真を撮りあったりしています」と共演者の仲の良さが垣間見える現場エピソードも披露していた。

◆鈴鹿央士、人生のターニングポイント語る

人生のターニングポイントが描かれる本作だが、「僕は作品ごとにターニングポイントが訪れると思います。出会う人との会話で自分の考えていることや感覚が変わったりします」と鈴鹿自身は作品ごとに“転機”が訪れているという。他にも「高校でスカウトされた時もターニングポイントだったと思います」と自身の通っていた高校で、女優の広瀬すずが出演した映画の撮影があり、生徒役のエキストラとして出演した際にスカウトされた出来事について触れ「この高校に入っていなかったら、部活のサッカーを続けていたらスカウトされていなかった」と感慨深げに語っていた。

俳優として多くの人や作品と関わり、活躍の幅を広げている鈴鹿。夢に向かって努力を続ける祐馬にちなんで鈴鹿の「夢を叶える秘訣」を聞いてみると「結構前から大事にしていることで、何か実現させたいことを自分に言い聞かせる。自分は出来ると思いこんで行動すると実現し、いい方向に行ったりすると思います」と真剣な眼差しを見せた。

◆鈴鹿央士「ドラゴン桜」経て人との関わり方に変化

今後の展開では、役同士の関わり方や向き合い方に注目が寄せられる本作。鈴鹿は人との関わりについて「最近、本を読むようになり色々考える中で、自分から嫌な気持ちを向けると、相手からプラスな気持ちで帰ってくることはないと感じました。自分からプラスな気持ちで愛情を向けられるような人になりたい。相手から嫌われていると感じても自分が愛することができれば愛し返してくれるかもしれないと思います」と明かした。

このように感じるようになったのは『ドラゴン桜』(2021年)で優秀であるがゆえに難を抱えた生徒・藤井遼を演じた際に「誰からも愛されていない」と感じたのがきっかけだという。藤井を演じる上で愛されない理由について考えた際に1冊の本に出会ったことについて振り返り「自分発信で動けば何かが変わるかもしれない。自分の力を信じることは大事なのだなと思いましたし、前向きな気持ちになりました」と語っていた。

◆鈴鹿央士、新たな一面明らかに

祐馬は、夢に向かって努力する人物だが有栖に話すことが出来ない“訳ありな事情”を持っている。鈴鹿にも今まで人に見せてこなかった一面や秘密があるか尋ねてみると「沢山ありすぎます…」と告白。

1つ挙げてもらうと「撮影や雑誌の取材や様々なお仕事をして帰宅した後、お風呂にすぐ入るのが面倒な時あるじゃないですか。ヘアメイクをそのまました状態で使っていいクッションが 1 つあってそれを使用しています」と照れながら語り「面倒くさがり屋な一面があります!」と笑顔で打ち明けていた。

本作でも習って間もないダンスを武器に新たな一面を見せている鈴鹿。「作品ごとにターニングポイントが訪れる」と語っていた彼に本作はどんな影響を与えるのか―。作品を終えるごとに人として、役者として進化を遂げる彼に今後も注目していきたい。

(modelpress編集部)

◆「18/40~ふたりなら夢も恋も~」第3話あらすじ

「今日から一緒に暮らします」と、瞳子(深田)からの突然すぎる提案に有栖(福原)は思わず反発してしまう。しかし、そんな有栖の様子とはお構いなしに、自分がどうして有栖に関わろうとするのかを話し始める瞳子。最終的に瞳子から、市郎(安田顕)に全てを話して実家に戻るか、それとも瞳子と一緒に暮らすかという2択を突きつけられた有栖は、渋々瞳子との共同生活を選択する。

ぎこちないままスタートした有栖と瞳子の共同生活。最初は瞳子の持っている画集や図録に目を輝かせる有栖だったが、そのあまりに違う生活観に戸惑いを隠せない。

そんな中、有栖の勉強机をアパートから運ぼうと瞳子がファインアート運送の相沢(山崎樹範)を頼ると、そこには加瀬(上杉柊平)の姿が。作業を終え瞳子のマンションに向けて出発しようとしたそのとき、タクシーで近くを通った市郎が荷台に積み込まれた有栖の机を見かけてしまい!?

共同生活も慣れてきた中、有栖は瞳子をあることで怒らせてしまい家を出て行く。そして瞳子は、有栖をある場所に連れ出し…。

◆鈴鹿央士(すずか・おうじ)プロフィール

2000年1月11日生まれ、岡山県出身。鈴鹿は高校生の時に現事務所の先輩である広瀬すずの一言からスカウトされ、2018年に「MEN’S NON-NO」の専属モデルオーディションにてグランプリを獲得しモデルデビュー。2019年、100人以上のオーディションの中から鍵となる役柄を勝ち取った映画「蜜蜂と遠雷」で俳優デビューを果たす。第43回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ映画関連の新人賞を5つ受賞した。

その後はドラマ「おっさんずラブ」の新シリーズ「おっさんずラブ-in the sky-」(テレビ朝日系/2019)や、NHK連続テレビ小説「なつぞら」(2019)、日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系/2021)、「この初恋はフィクションです」(TBS系/2021)、「クロステイル~探偵教室~」(東海テレビ・フジテレビ系/2022)、「六本木クラス」(テレビ朝日系/2022)、「silent」(TBS系/2022)「スイートモラトリアム」(TBS系/2023)など多数の作品に出演している。

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《モデルプレス》

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