【モデルプレス=2023/06/23】KinKi Kidsの堂本光一が22日、都内で行われたミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」(10月9日より東京・帝国劇場ほかで上演)の製作発表に出席。帝国劇場での上演に言及した。KinKi Kidsが「愛のかたまり」を作詞作曲した意外な理由◆堂本光一主演「チャーリーとチョコレート工場」本作は、1964年の出版以来、児童文学として長らく世界的なベストセラーとなっているロアルド・ダールの小説「チョコレート工場の秘密」を原作にしたミュージカル版の日本初上演作品。ウィリー・ウォンカの工場では、世界の子どもたちに愛されるウォンカ・チョコレートが生産されていたが、その製作工程は秘密となっていた。ある日、ウォンカは世界で売られるウォンカ・チョコレートのうち5枚だけ、ゴールデンチケットを入れることを宣言する。チケットを手に入れた子どもは工場に招待され、そのうち1人には素敵なご褒美がもらえるという…。工場に招かれたチャーリーら5人の子どもとその家族は、ウォンカの案内で信じられないような驚くべき体験をする…というストーリー。10月9日~31日に東京・帝国劇場、2024年1月4日~15に福岡・博多座、1月27日~2月4日に大阪・フェスティバルホールにて上演される。今回の制作発表には、堂本に加え共演の観月ありさ、森公美子、鈴木ほのか、芋洗坂係長、岸祐二、彩吹真央、小堺一機、小野桜介、チョウ・シ、涌澤昊生、日本版演出のウォーリー木下氏が出席した。◆堂本光一「チャーリーとチョコレート工場」の魅力長らくチョコレート工場を封鎖し謎に満ちた天才ショコラティエのウィリー・ウォンカ役を演じる堂本は「この作品でウォンカをやると聞いたときはびっくりいたしました」と回顧。数年前にチラッと話をもらっていたそうで「そのまま流れるかなと思ったら、ここに来てやっと形になっていくということで、すごくワクワクしています」と挨拶した。観月らが「おもちゃ箱をひっくり返したような世界観」と表現したが、堂本は「ひっくり返してぶっ壊すくらいの感じで、粉々になるような、それくらいとんでもない作品になるんじゃないかと思って、自分もワクワクしています」と期待に胸を躍らせ、「みなさん、映画のイメージを持たれていると思うんですけど、みんなで稽古を積み上げて行って、『チャーリーとチョコレート工場』ミュージカル日本版というものが、どういった形になるのか、正直まだ本当に見えていなくて、ウォーリーさんの頭の中にだけにあることだと思うので、それをみんなで形にしていくのが楽しみです」と語った。改めて、「チョコレート工場の秘密」の魅力を聞かれた堂本は「紐解いていくと深いストーリーだと思うんですね。舞台版に関して言えば、ウォンカとチャーリーってどういう関係で、どういう存在なんだろう。もしかしたら世界自体すべてが幻想であって、チャーリーがもしかしたらウォンカの子どもの頃かもしれないという風に思ったりもできるし、色んな捉え方ができる作品だと思うんですね。見てくださった方々がそれぞれ違った感想で良いと思いますし、それぞれが世界だと思うので。ただ我々としては土台みたいな部分は、自分の信念の中で作っていかないといけないと思うので、その辺はウォーリーさんを通して方向性を決めていくと思うんですけど、もしかしたら正解を見出せないかもしれないですね」と遠くを見つめ、「すごく深いので、この話をし出すと1時間くらいかかっちゃうんですけどいいですか?ってくらい深い作品だと思っています」とコメント。続けて、堂本は「今の時代、表現とかも気をつけなきゃいけない世の中になっていますけど、この作品はブラックなところはブラックだし、ウィットに飛んでいる部分もたくさんあるし、その言葉の裏にある部分を受け取ってもらえるようになっていくと、ポップな部分プラスアルファで素敵な作品になるのかなと思っているので、すごく難しいと思うんですけど、その辺を自分たちがいかに料理できるかですね」と力を込めた。◆堂本光一、観月ありさらと再会楽しむまた、豪華キャストとの共演について堂本は「ほのかさんとは23年ぶりで、森久美子さんさんとは10年ぶりということでとても嬉しいですし、今日はじめましてというか、顔合わせみたいなもんなんですね。集まってまだ1時間くらいしか経っていないんですけど、皆さん個性豊かすぎて、チャーリー3人もめちゃくちゃ可愛いので、たぶん彼らが僕らの癒しになると思います。楽しみでしかないキャスト陣だなと感じました」と吐露。観月とはバラエティでは共演したことがあるものの、芝居では初共演になるそうで、堂本は「今も思っていること素直に言っていいですか?隣に並びたくねえっす」と言って笑わせ、「今の笑いは何を笑ったんですか!」と報道陣にツッコミつつ、「見たらわかるでしょ!スタイルがよすぎて隣に並ぶのは大変だと思って…。本当に素晴らしいですね」と観月のスタイルを絶賛。これに観月は「でも並ばせてください(笑)!」とお願いした。チャーリー役の小野、チョウ、涌澤は、それぞれ堂本の印象を聞かれると小野とチョウは「パッと見たとき、“この人、一般人じゃないな!”ってオーラがあった」、「髪がサラサラでかっこいいなと思います」などとストレートに褒めたが、涌澤は「かっこいいのかわからなかったんですけど、会ったら“まあ”かっこよかった」と忖度なしの率直な返答。すると、堂本は「ステージ上ではもっと輝きたいなと思います」と気合を入れ、「僕はこのストーリーってチャーリーが主役だと思っていて、座長としてはやらせていただきますけど、自分が長くやらせてもらっている『(Endless)SHOCK』も、最初は東山(紀之)さんがいてというところから始まって、こうやって自分もそっちの立場になれるのがすごく嬉しいなと思っているので、懐いてくれるようにしなきゃダメですね。頑張ります」と力を込めた。続けて、チャーリーの祖父・ジョーじいちゃん役を演じる小堺から「孫が失礼しました」と声をかけられると、「とんでもないです。嬉しいですよ。どちらかというとMなので、ああいう風に言われるとたまらないですね」とぶっちゃけて笑いを誘った。◆堂本光一、帝国劇場での上演にコメントさらに、改装されることが決まっている帝国劇場で上演することについての心境を聞かれると「帝劇に関して自分は今年、『JOHNNYS' World』があって、『SHOCK』があって、最近発表された『DREAM BOYS』があって、『チャーリー』なんですね。こんなに帝劇でやらせてもらっていいんでしょうかってくらいやらせていただいちゃって(笑)、よく“帝劇の住人”みたいなことを言われたりするんですけど、僕にとってはとんでもないことで、帝劇って場所は諸先輩方が素晴らしい歴史を築いてきた劇場で、そこにこうやって立たせていただけるというのは、初演のころから自分の気持ちは変わっていなくて、本当に恐れ多くて、だからこそ、ありふれた言葉ですけど一生懸命やらせていただこうという気持ちでいつもいます」としみじみと語った。そして、製作発表を一通り終え、堂本の印象が変わったかと聞かれた涌澤は「面白くてかっこいいです」と“面白い”がプラスされると、堂本は「初日にまた囲みとかあるんですかね?もしあったらもう1回聞いてください。どう変化しているのか。だから稽古場でダメなところは見せられないですね…」と苦笑しつつ、「でもダメなところ出しちゃおうよ。ねっ!」と子役3人に呼びかけた。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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