【モデルプレス=2023/06/20】モデルの矢野未希子が20日、都内で行われた自費出版写真集『as is』の発売を記念した取材会に登場し、撮影のこだわりや苦労、今後の目標などを語った。【写真】矢野未希子、過酷なシチュエーションで写真集撮影矢野が写真家・東京祐と共同制作した限定1000冊の自費出版による同写真集。タイトルの由来は“ありのままの自分”で、「自然との調和によってありのままの姿に戻っていく。ありのままの姿が美しい」という瞬間を表現した一冊。6日間限定で実施される写真展は、建築家・芦沢啓治氏、香りデザイナー・@aroma、“菓子屋ここのつ”の溝口実穂氏らと共に、全体のディレクションや内装などにこだわって作り上げた。◆矢野未希子「Oggi」卒業で写真集製作決意矢野はファッション雑誌・Oggiの専属モデルを卒業し、「ゼロからもの作りをしたくて作品撮りをしていこうと思っていたタイミングで、数回しか一緒にお仕事をしていない東さんとなら新しい自分に出会えるのかなと思って、お声がけをさせていただきました」と本作制作のきっかけを語る。その後は、「撮影のアポイント取りや、いろんな方とのコミュニケーション、空間や本づくりも初めてのことばかりで、何が正解かわからず一歩一歩進んでいく感じで苦戦した」そうだが、それらの経験によって「すごく成長できたと思います。一回の撮影に対する貴重さや有り難さが増したと思います」と喜び、「普段のファッション撮影では絶対にできないことに挑戦できたので、いろんな表現ができたと思います」と東とのタッグにも充実感を滲ませた。お気に入りは水中でのカットで、「白いページが続く中、突然、水中の黒い世界に入る瞬間のページがあって、そこから黒い世界が何ページか続きます。とても神秘的で、ページをめくるのを楽しんでもらいたいです」とアピールした。◆矢野未希子「溺れそうになって」撮影時のハプニング撮影時の思い出を問われると「毛糸を頭に絡みつけて5mのプールの中に潜ったんですけど、泳ぎには自信があるのですが、毛糸がどんどん水を含んですごく重くなって、水面に戻るときに溺れそうになって大変でした」と打ち明ける。とはいえ、「一番印象的な写真になった」と胸を張ると、「入り口のガラス一面を半透明で光が透ける加工にして、水中から外を見る感覚になれるようにしていただきました」と会場入り口に施した工夫にも言及した。水へのこだわりが垣間見える矢野。記者から質問が飛ぶと、「泳ぐことが大好きで、疲れたり、忙しいことが重なったときのリフレッシュ方法が『自然の中に帰る』です。緑もそうですが水がすごく好きで、泳ぎにも自信があるので自然と水の撮影になりました」と説明した。◆矢野未希子、ファンとの対面で涙この日、ファンとの交流も行った矢野は「めちゃくちゃ感動しました。コロナ禍で対面できるイベントがしばらくなかったので、自分の思いをたくさん詰めた本と空間を通して皆さんとお会いできて、本当に楽しい時間でした。泣いてくださった方も何人かいらっしゃって、私もつられて泣いていました。お互いの気持ちがぶつかり合うような、気持ちが昂るイベントでした」と感激。イベントを通して「お客さんとつながることが楽しかった」と頬を緩める矢野は、「今後もファンの方と楽しい場所を作ることにチャレンジしたいです。全然具体的ではないですけど、自分の好きなものを詰め込んだお店にファンの方に来ていただいたり…」と目を輝かせた。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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