【モデルプレス=2023/06/15】俳優の高橋一生が主演を務める映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(5月26日より公開中)より、仏パートと日本パートの2つの本編シーンが公開された。木村文乃、戸田恵梨香と「もう連絡を取らない」と決めた理由とは◆高橋一生主演「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた、シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦の人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。2020年末より高橋を主演に迎え実写ドラマ化され、「実写化の理想系」「完成度が高すぎる」などそのクオリティを多くの原作ファンが絶賛。さらに、一話完結型の構造が功を奏し、人気は原作ファンに留まらずドラマファンにも大きな反響を呼んだ、その制作チームが今度はフランスと日本を股にかけ、劇場長編映画に挑む。それは―美の殿堂、フランスのルーヴル美術館を舞台に展開される、荒木飛呂彦初となるフルカラーの読切で描かれた人気エピソードにして岸辺露伴最大の事件。最高潮の芸術とエンターテインメントが融合した極上サスペンス、映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が公開中である。◆高橋一生&飯豊まりえ、ルーヴルで名バディぶり発揮5月26日より公開を迎え、2023年に公開された300館以下の劇場映画で公開初週3日間の出足としては最高の興行収入を記録し、その後も興行ランキング上位に君臨し続け好評の本作において、この多大なる応援と支持によるヒットを記念し、2つの本編シーン2種が一挙に公開された。この度到着した1つ目のシーンは、かなり気難しい性格の持ち主だが、海外でも高い知名度と人気を誇り、漫画に対する熱いこだわりと情熱を持つ露伴と、持ち前の天真爛漫さとマイペースさでクセ者の露伴すら時折振り回す、ある意味“最強”の担当編集・泉京香(飯豊まりえ)が、取材先のルーヴル美術館へ到着して早々、現地のやんちゃな若者に岸辺露伴であることを気付かれ、館内に声が響きわたるほどのハイテンションでサインを懇願されるシーン。12世紀に城塞として建てられてから今日まで長い歴史を持つ、世界でも最高級の美術館に似つかわしくないラフな格好をする若者2人組に対し、「君たち漫画ファン?なんだその格好は ここは先人の作品の眠る場所だ 敬意を払え」と流暢なフランス語で苦言を呈す露伴に対し、気を利かせた京香が「露伴先生は今仕事中です サインできません ごめんなさい」と拙いフランス語を一生懸命に使いながら申し訳なさそうに伝える。大好きな露伴にサインがもらえずに2人組が心底がっかりしていると、無駄のない動きで既にエスカレーターを下り始めた露伴から「もうしたよ ありがとう」と驚きの台詞が飛び出す。露伴のデビュー作で16歳から集明社で連載している「ピンクダークの少年」のイラスト付きで、目にもとまらぬ早業で若者たちのベストやメモ帳にサインするという、ファンを大切にする露伴らしい粋なシーンとなっている。◆長尾謙杜&木村文乃、運命的な出会いのシーン公開もう一方のシーンは、本作でついに明かされる岸辺露伴の“知られざる過去”を紡ぐ新キャストとして登場した2人、この物語のキーパーソンともいえる奈々瀬(木村文乃)と、漫画家デビューしたての青年期の露伴を演じる長尾謙杜(なにわ男子)がはじめて言葉を交わす場面。漫画の執筆に集中するため、夏の間泊まり込むことになった祖母の経営する元旅館アパートで見かけた奈々瀬の姿に思わずみとれてしまった露伴は、その姿をスケッチブックに描写していた。夢中で鉛筆を走らせていたすきに姿が見えなくなった奈々瀬を探して中庭に飛び出すと、「もしかして探しているのは私?」という言葉とともに奈々瀬が現れる。たじろぐ露伴をしり目に、自身が描かれたスケッチブックをまじまじと見つめる奈々瀬と、そんな奈々瀬からスケッチブックを取り返そうとするものの翻弄される露伴。「漫画?あなた、漫画描くの?」と尋ねられる露伴だが、覗きをされていたと思われたくないことに必死な姿から、青年期だからこその純粋さ、見とれていたことの恥ずかしさと後ろめたさが垣間見える。怪しげな大人の色気を醸し出す奈々瀬と、困惑しながらもどこまでもピュアに真っすぐに彼女に対峙する若き露伴。果たしてこの出会いが、どのように“岸辺露伴最大の事件”へ繋がっていくのか?これまで描かれることのなかった露伴のルーツをひも解き始める、こちらも重要なシーンとなっている。スタイリッシュなエスカレーターの先に、とてつもなく煌びやかな空間が広がるルーヴル美術館を舞台にした圧倒的なスケール感と、日本の文化庁・登録有形文化財に第一号として登録された老舗旅館・向瀧で撮影され、昔ながらの和の香りに満ちた回想シーンの質感、どちらも見事に捉えられ、鮮やかな対比ともなってうかがえるこの2つのシーン。他に類を見ない唯一無二の世界観にリピーターも続出しているように、このシーンにも象徴されるようなスタッフ・キャストが作り上げた最高潮の芸術とエンターテインメントが融合した極上サスペンスとなっている。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】