【モデルプレス=2023/06/03】5月18日に緊急搬送された歌舞伎役者・俳優の市川猿之助が、10月まで休演することがわかった。6月3日に松竹の公式サイトで発表された。【写真】三宅健が鋭い視線 市川猿之助主演「藪原検校」迫力ビジュアル◆市川猿之助、10月まで休演公式サイトでは、歌舞伎座「七月大歌舞伎」における猿之助の休演、および昼の部「菊宴月白浪」の斧定九郎役の市川中車への配役変更を発表。また、猿之助について「今なお当局による対応が続いており、さらに、推察される本人の心身の状態に鑑みましても、6月公演に引き続き、その後の出演も困難と判断し、10月までの下記各公演につきましても休演とさせていただきますことを決定いたしましたので、お知らせ申し上げます」と10月まで休演するとし、「誠に申し訳ございません」と詫ている。◆市川猿之助、両親と緊急搬送猿之助は1975年11月26日生まれ、東京都出身。2012年6月、二代目市川亀治郎改め、四代目市川猿之助を襲名した。歌舞伎役者としてはもちろん、俳優業での活躍も目覚ましく、ドラマ「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ/2015年)、「半沢直樹」(TBS/2020年)、「ブラックペアン」(TBS/2018年)など数々の話題作に出演。最近では、「最初はパー」(テレビ朝日/2022年)「鎌倉殿の13人」(NHK/2022年)に出演し、その多彩な表現で視聴者を引きつけていた。5月18日に父親の段四郎さんと母親とともに自宅で3人で倒れている姿が発見され、緊急搬送。両親は死亡していることが確認され、警察庁などは詳しい状況を調べているという。(modelpress編集部)◆全文市川猿之助に関しまして平素より格別のお引き立てを賜りまして誠にありがとうございます。市川猿之助に関しましては、引き続き、お客様をはじめ、関係者の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます。本日、歌舞伎座「七月大歌舞伎」における市川猿之助の休演、ならびに、昼の部『菊宴月白浪』の斧定九郎役の市川中車への配役変更を発表させていただきました。市川猿之助につきましては、今なお当局による対応が続いており、さらに、推察される本人の心身の状態に鑑みましても、6月公演に引き続き、その後の出演も困難と判断し、10月までの下記各公演につきましても休演とさせていただきますことを決定いたしましたので、お知らせ申し上げます。誠に申し訳ございません。現在も様々な報道がなされておりますことは弊社としても承知いたしておりますが、依然として事態の解明が途上でございますので、弊社としましてのコメントや経緯に関するご説明等は引き続き差し控えさせていただきたく存じます。なお、個人のプライバシーに関するご質問やご照会にはご回答いたしかねますので何卒ご了承ください。<市川猿之助 休演とさせていただく公演>・歌舞伎座「七月大歌舞伎」(7月3日~28日)・歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」(8月5日~27日)・南座「新・水滸伝」(9月3日~24日)・立川ステージガーデン「立川立飛歌舞伎特別公演」(10月25日~28日)◆主な相談窓口いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)ナビダイヤル:0570-783-556午前10時~午後10時フリーダイヤル:0120-783-556毎日午後4時~同9時毎月10日:午前8時~翌日午前8時【Not Sponsored 記事】