【モデルプレス＝2023/04/06】全国の大学生・大学院生を対象とした次世代を担うアナウンサーを発掘するコンテスト「第3回学生アナウンス大賞」にて、関西大学3年の西田杏優（にしだ・あゆ）さんがグランプリを受賞。表彰式後のインタビューでは、受賞の心境や理想のアナウンサー像、さらには夢を叶える秘訣について聞いた。【写真】次世代アナウンサー集結！美スタイル際立つ衣装で登場◆西田杏優さん「学生アナウンス大賞」グランプリの心境は？― グランプリ受賞おめでとうございます。表彰式を終えた今の心境を教えてください。西田：グランプリを獲れるとは思っていなかったので本当に驚いていますし、まだ実感が湧かなくて…。これからが勝負だと思うので、夢に向かって全力で頑張りたいです。― カメラテストを経て、当日の1分間スピーチ、そして授賞式と続きましたが、緊張はしましたか？西田：不安な思いを抱えたまま臨むと言葉や表情で伝わってしまうと思っていたので、とにかく楽しむことを意識していました。カメラテストは初めてでしたし、「めざましテレビ」のスタジオで行ったので新鮮な気持ちでしたが、本番も心から楽しむことができたと思います！◆西田杏優さん、憧れは高島彩アナウンサー― アナウンサーになりたいと思ったきっかけを教えてください。西田：「めざましテレビ」で高島彩アナウンサーを見たことがきっかけで、アナウンサーという仕事に対して憧れるようになりました。小学生の頃は「今日は学校に行きたくないな」と思う日もあったのですが、朝に高島アナウンサーが伝える言葉を聞くと元気が出て、「1日頑張ってみようかな」と思うことができたんです。― 子どもの頃からアナウンサーに憧れていたんですね。西田：幼い頃から憧れを抱いてはいたのですが、自分が目指せる職業だとは思っていませんでした。勇気が出なくて、家族や友達に「アナウンサーになりたい」と言い出すこともできなかったんです。でも、大学生になって自分がやりたいことを改めて考えたときに「アナウンサーを本気で目指したい」と思うようになり、今回「学生アナウンス大賞」に応募しました。― 「学生アナウンス大賞」を受けると話したとき、ご家族も驚いたのではないですか？西田：すごく驚いていましたが、本番に向けて準備している間は「自分らしく頑張ってね」とずっと応援してくれていました。グランプリを獲ったと伝えたらどんな反応をしてくれるのか、今から楽しみです。◆西田杏優さん「ミス・ユニバース」受賞経験も― これまでの人生で、何か表に立って活動した経験はありますか？西田：芸能活動などをしたことはないのですが、昨年のこの時期に「ミス・ユニバース」の大阪大会に出場しました。憧れていた高校の先輩が出場されていたので、「私も大会に出て人前に立ったら、自分に自信をつけられるかな」という思いで、自分を変えるために応募したんです。部門が3つあるのですが、私は「レディ・ユニバース」という部門で準グランプリをいただくことができました。― 人前に立って表現をした経験は、今回のコンテストにも活きましたか？西田：そうですね。アナウンサーも表現するという意味では、通ずるものがあるのかなと思います。― 「ミス・ユニバース」出場者にはモデル経験者や、大会を機にモデルを目指す人も多いと思うのですが、西田さんは「アナウンサーになる」という夢は揺らがなかったのでしょうか？西田：色々な経験をした上で、自分がやりたいことは「言葉で誰かを勇気づけること」だと実感したんです。もちろん、モデルとして表現することも本当に素敵だと思うのですが、「ミス・ユニバース」を通して、自分には少し難しいのかなと感じました。― この春から大学3年生ということで、今後はどのような活動をしていきたいと考えていますか？西田：高島アナウンサーのように、ニュースとともに自分の体験や思いを言葉に乗せて伝えられるアナウンサーになることが目標なので、学生のうちに色々な経験をして、人間としても成長していきたいと考えています。◆西田杏優さんが悲しみを乗り越えた方法― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。西田：私は大学受験に失敗していて、1年間全寮制の予備校に通っていたのですが、その期間は勉強詰めの毎日だったので、辛いこともたくさんありました。「頑張っても誰も評価してくれない」と考えてしまったこともあるのですが、予備校の先生が「百花春至為誰開（ひゃっかたがためにひらく）」という言葉を教えてくれて。この言葉には「花は誰のために咲いているわけではない」という意味があるのですが、これまで誰かに認められたり褒められたりするために頑張っていた自分にとっては大きな刺激になりましたし、この言葉のおかげで「自分がやりたいようにやることが1番大切なんだ」と考えられるようになりました。読者の方の中にも、きっと不安や悩みを抱えている方がいると思うのですが、自分らしく生きていたら見てくれている人がきっといると思います。私も、この先も自分の未来のために、努力を続けていきたいです。◆西田杏優さんの夢を叶える秘訣― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、「夢を叶える秘訣」を教えてください。西田：とにかく楽しく、自分らしくいることが1番大切だと思います。私は中学受験や大学受験で失敗をたくさんしたのですが、そこで腐らず、今必要なことに向かって努力したら、少しずつ成長することができました。私もまだ夢に向かっている途中ですが、これからも「何事も楽しんでやる」ということを第一に頑張っていきたいです。― 素敵なお話、ありがとうございました。◆「第3回学生アナウンス大賞」「学生アナウンス大賞」は、フジテレビが運営する「アナトレ」の全面協力のもと、全国の大学生に”アナウンサー”という仕事に触れるチャンスと、アナウンサーを目指すきっかけをつくるべく、2021年より発足したコンテスト。これまでファイナリストや参加者の中から多数のアナウンサーやアナウンサー内定者を輩出してきただけでなく、多くの参加者がこのコンテストを通じて様々な夢への第一歩を踏み出してきた。参加条件は、現役大学生であることのみ。第3回となる今回は1600人以上がエントリーし、書類審査やオンラインによるグループ面談、カメラテストなどを経て10人がファイナリストに選出。グランプリの西田さんのほか、「フジテレビアナトレ賞」は関西大学3年の西中蓮さんと上智大学3年の佐々木若葉さん、「モデルプレス賞」は早稲田大学3年の千葉梨々花さん、「CanCam賞」は早稲田大学3年の五十嵐にいかさんが受賞した（※学年は4月時点）。（modelpress編集部）【Not Sponsored 記事】
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