妻夫木聡「日アカ」“号泣”授賞式の裏側明かす トロフィー持参で登場<ある男> | NewsCafe

妻夫木聡「日アカ」“号泣”授賞式の裏側明かす トロフィー持参で登場<ある男>

芸能 モデルプレス/ent/movie
妻夫木聡 (C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/03/20】俳優の妻夫木聡が20日、都内で開催された映画『ある男』ティーチイン舞台挨拶に出席。10日に東京・グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて行われた「第46回 日本アカデミー賞 授賞式」のトロフィーを持参して登場した。

満島ひかり、妻夫木聡との“愛してる”メールに焦る「言っちゃダメかな」

◆妻夫木聡「日アカ」トロフィー持参で登場

先日発表された第46回日本アカデミー賞において、作品賞・監督賞・主演男優賞をはじめとする主要8部門の最優秀賞を受賞するという快挙を成し遂げた本作は、平野啓一郎氏によるベストセラー小説の映画化。主人公の弁護士・城戸(妻夫木)が、かつての依頼者である里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫・大祐(窪田正孝)の身元調査の依頼を受けたことから巻き起こるドラマを描く。

主演を務めた妻夫木は、日本アカデミー賞のトロフィーを持参して登場し「せっかくなのでトロフィーも持ってきました。なんかすみません。自慢しているみたいで」と笑顔を見せた。

◆妻夫木聡「日アカ」最優秀主演男優賞受賞の心境

最優秀主演男優賞を受賞した際の心境を聞かれると「本当に信じられなかったですね。壇上でも言ってしまったんですけど、まったくいただけるなんて思っていなかったので、何を話していいか、頭真っ白になっちゃって。今でも何を話したかはっきり覚えていないんですけど(笑)。それくらいびっくりしましたね。実際にトロフィーをいただいてこの重みを感じたときに、これだけいろんな思いを僕は抱えてこの作品に取り組んでいたんだなっていうのはすごく実感しましたね」と回想。

受賞後に石川慶監督やスタッフと話したのか問われると「もう全然覚えてないなあ(笑)。ずっと乾杯してたからなあ」とにっこり。

原作者の平野氏から、様々な国の人々から本作が愛されていると伝えられたことも報告し「みんな1人ひとりの思いがしっかり一体化してできたものだと思うので。それくらい『ある男』っていう小説が映画化されるのは難解だって言われていたんですよね。だから平野さん自身もどういう風になるのかなっていう風に思っていたらしいんですけど、脚本の向井(康介)さんと監督の石川さんが見事に仕上げてくださって」と感謝の思いを明かした。

◆妻夫木聡、号泣の裏側を明かす

また「1番は、監督が役者の芝居を信じてくれたっていうのがすごく大きかったと思いますね。最初は割と細かく脚本でも書いてあった部分はあったんですけれども、みんなでブラッシュアップをしていく中で、役者を信じてくださったんですよね。監督が。余白という部分をしっかりと見せることによって、観客の皆さんにみんなの思いが、特に大祐がこういう風に思っていたんじゃないかなっていう思いが、染みわたるような演出になっていたんじゃないかなって」と石川監督を称賛していた。

続けて妻夫木は「自分の時は全然泣かなかったのに、監督賞をもらったとき号泣しちゃって(笑)。サクラちゃんが一切僕のほうを見ようとしないんですよ。あまりにも号泣しているから(笑)。すごい嬉しかったんですよね。窪田くんが最優秀助演男優賞をとったときもすごい嬉しかったんですけど。『よし!』なんか言っちゃったんですけど」と授賞式における歓喜の裏側を紹介。

「『悪人』のときも『怒り』のときも、最優秀をいただいたときはすぐ舞台で出なきゃいけなかったんで、余韻に浸ることが今回初めてだったんですよ。あと最優秀作品賞をいただいたのは初めてだったから、『あ、こんなにもこの場がホームになるんだ!』っていうのはすごく今回感じましたね。本当にうれしかったです」とこれまでの授賞式とは違った経験になった様子だった。(modelpress編集部)


【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

特集

page top