【女子旅プレス＝2023/03/10】大分県屈指の人気温泉地・別府温泉。並み居る旅館・ホテルの中で、親子3世代に渡り親しまれてきた「別府温泉 杉乃井ホテル」に今年フラッグシップ棟となる「宙館（そらかん）」がオープン。湯煙たつ眺望抜群の展望露天風呂、地場産の素材を取り入れた約60品目のビュッフェ、別府の大地の息吹を感じる客室まで、ホテルの魅力を体験してきました。【写真】大分に星野リゾートの温泉旅館「界 由布院」棚田テラス＆由布岳を望む露天風呂付き◆別府を代表する老舗ホテル「別府温泉 杉乃井ホテル」大分空港より車で約1時間。1944年に開業の「別府温泉 杉乃井ホテル」は、親子3世代に渡って大分県内外の老若男女から、80年近くに渡って広く親しまれてきた地域密着型の温泉ホテル。近年ではファミリー層以外の若い世代もターゲットに、温泉のみならずナイトプール、光と音が織りなす噴水ショー及びプロジェクションマッピングショーの演出を刷新するなど宿泊客が楽しめる要素を取り入れつつアップデートしてきました。今回の滞在時に出会った大分出身の方との会話の中でも、「昔家族で泊まった」というエピソードを頻繁に耳にする、そんな地元大分の人々の思い出を彩ってきた存在です。そんな「別府温泉 杉乃井ホテル」が現在進める大規模リニューアルの一環として、2023年1月に誕生したのが、完全新築の「宙館（そらかん）」です。◆杉乃井ホテルのフラッグシップ棟「宙館」ってどんなところ？“大空の上に広がる果てしない宙”をイメージしたという新棟「宙館」は、杉乃井ホテルの敷地内でもっとも高い場所に位置する地上14階建て。大人が滞在したくなる洗練されたデザインと落ち着いた空間が、くつろぎの時間を提供してくれます。別府の大地の息吹を感じる、アースカラーの客室、高台より別府湾の優れた眺望を存分に楽しめる展望露天風呂「宙湯（そらゆ）」、ビュッフェレストラン「TERRACE ＆ DINING SORA」のほか、屋外には「ソラニワ」という思い出作りにぴったりなフォトスポットもあり。客室のテーマは、別府湾より着想の深いブルーの色調を重ねた「青海」、鶴見岳など別府を囲む山々にある豊潤なグリーンをイメージした「森林」、波が穏やかな夕暮れ時のゆったりとした様子を捉えた「夕凪」の3タイプ。各客室ごとにテーマカラーを設定しており、カジュアル、スタンダード、デラックス、ジュニアスイート、スイートの5つから、個々の旅のスタイルに合ったタイプを選択できます。中でもスイートは洋風・和風があり、ホテルのスイートとしては珍しい和風タイプのお部屋は、内装に琉球畳、インテリアに生花や竹風のライトを用いた、落ち着きのある和の設え。畳敷きのため段差がなく、子どもが走り回っても安心なところもファミリーに嬉しいポイントです。「宙館」1階のロビーフロアより上の階に上がるには、カードキーがないとエレベーターが動作しない仕様になっているので、セキュリティ面でも安心して滞在できますね。◆爽やかな風と澄んだ青空が心地よい大パノラマの展望露天風呂「宙湯」最上階の大浴場「宙湯」は、鉄輪温泉で立ち上がる湯煙など開放感のあるパノラマビューを望む展望露天風呂。別府温泉をひく広々とした内湯と露天風呂があり、基本的な造りは男湯・女湯ともに一緒。サウナ設備が男湯が木のサウナと水風呂、女湯はミストサウナとなっています。海抜約250メートル、露天風呂の湯は無色透明のさらりとした泉質。天気に恵まれると抜けるような青空の下、鶴見岳、別府湾をぐるりと見渡すことができ、湯煙に包まれ、自然と一体となったかのような心地に浸ることができます。建物の構造上、男湯の方が山側、女湯は海側に面し、それぞれ露天風呂から見える風景の趣が少々異なっているところも特長。女湯は朝日が昇る海側にあるため、ぜひ朝風呂を楽しんで。朝一番の清涼な空気を感じながら、朝日に照らされきらめく湯に浸かり、ゆったりと眠気を覚ます心地よさは格別です。◆地域の海と山の幸が並ぶビュッフェ「TERRACE ＆ DINING SORA（テラス＆ダイニング ソラ）」夕朝食の会場となる、1階「TERRACE ＆ DINING SORA（テラス＆ダイニング ソラ）」では、九州・大分の地場産の食材で作る洋食をメインに、多種多様なメニューをビュッフェスタイルで頂けます。夕食の品数は、グリル肉、寿司、中華、サラダなどおよそ60種。特に白身魚をはじめとする新鮮な魚介が名物の大分。大分の郷土料理「りゅうきゅう」（海鮮の漬け）や刺身盛り、寿司、ライブキッチンで豪快に焼いて仕上げる海鮮焼きなど、ぜひ魚介料理の数々をビュッフェで好きなだけ味わって。入口そばには、地ビールやかぼすのカクテルなどをオーダーできるバーカウンターも併設。ケーキ、グラスデザートなどが並ぶ充実スイーツコーナーでは、搾りたてを頂くできたてモンブランが人気。栗の味が濃いのに軽い仕上がりで、食後でもペロリと食べられます。朝食も同じくビュッフェスタイル。焼き魚にお惣菜、各種ペイストリーやワッフル、エッグベネディクト、スープにフルーツサンド、フレッシュジュースなど、和食派も洋食派も満足度大の豊富なメニューが並びます。普段、朝はゆっくり過ごしたい方でも、目覚めるのが楽しみになりそうです。◆ホテル内で楽しく遊べる充実のアミューズメント設備も進化「宙館」リニューアルに伴い、子どもから大人まで楽しめるエンターテイメント施設「SUGINOI BOWL ＆ PARK」も、施設の改修やアクティビティを拡充。元々ボウリングだけを楽しめる施設でしたが、卓球、カラオケ、ビリヤード、ダーツ、ボッチャというボールスポーツ、キッズエリアが新設されました。ホテル敷地内にある屋内型施設のため、悪天候で観光ができない日でも空き時間に思う存分遊べますよ。◆宿泊がてらホテル周辺の温泉街巡りも楽しんで「宙館」に滞在した際には、ぜひ別府温泉の観光地や、温泉街でのそぞろ歩きも楽しんでほしいところ。コバルトブルーの温泉「海地獄」や真っ赤な「血の池地獄」といった別府温泉各地に点在する“地獄”を巡る「べっぷ地獄めぐり」、2022年12月オープンの最新スポット「地獄温泉ミュージアム」を満喫したら、自然に発生する温泉の蒸気を調理に活かした地獄蒸し料理や中華を頂ける「蒸士茶楼（むしちゃろう）」（※要予約）で、地熱による恵みを食からも頂いて。地元の方が通う立ち寄り湯は一部観光客の日帰り入浴も可能。100円台という驚異の安さで源泉かけ流しの温泉を楽しめるので、湯めぐりもまた一興です。親子3世代に渡り、地域で愛されてきた「杉乃井ホテル」。初めての方はもちろん、リピーターの方も、新たに誕生した「宙館」へ癒しのひとときを過ごしに来てみて。（女子旅プレス／modelpress編集部）■別府温泉 杉乃井ホテル「宙館」概要所在地：大分県別府市観海寺1交通アクセス：東九州自動車道別府I.C.より車で5分JR別府駅より車で10分（JR別府駅西口より無料シャトルバス運行中）別府国際観光港より車で20分大分空港より車で45分※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。【Not Sponsored 記事】
桜庭ななみ、本名「宮内ひとみ」に改名を発表 17年所属・スウィートパワー退所で独立へ
