本田響矢&鈴木康介、ベッドシーン前に一緒にやったこととは?再共演でBLの相手役…撮影初日に感じた変化<「ジャックフロスト」インタビュー> | NewsCafe

本田響矢&鈴木康介、ベッドシーン前に一緒にやったこととは?再共演でBLの相手役…撮影初日に感じた変化<「ジャックフロスト」インタビュー>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた鈴木康介、本田響矢(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/03/02】現在放送中のMBSドラマシャワー枠「ジャックフロスト」(MBS:毎週木曜25時29分~、テレビ神奈川:毎週木曜25時~、ほか順次放送・TVerなどで見逃し配信、全6話)でW主演を務める俳優の本田響矢(ほんだ・きょうや/23)と鈴木康介(すずき・こうすけ/25)に、モデルプレスがインタビュー。本作の見どころやベッドシーンに向けた準備、さらに夢を叶える秘訣などたっぷりと語ってもらった。

【写真】本田響矢&鈴木康介が密着…モデルプレス撮り下ろしカット

◆本田響矢&鈴木康介W主演「ジャックフロスト」

MBSにおける1年限定の「ドラマシャワー」枠は、「美しい彼」「明日、私は誰かのカノジョ」「恋と弾丸」など多くのヒットドラマを制作してきたMBSと、長年にわたり様々な人気BLコミック・小説を刊行し続けるKADOKAWAがタッグを組んだプロジェクト。本作はその第6弾で、同枠初のオリジナル作品となる。

イングランドのおとぎ話に出て来る霜の妖精・ジャックフロスト。悪戯好きで寒さを運ぶと言われている。冬の東京を舞台に記憶を巡って心を揺らす奥沢律と池上郁哉の恋。煌めくほど切なく、震えるほどもどかしい“両片想い”の物語を新進気鋭の映画監督・安川有果と高橋名月がオリジナルで描き出す。

事故に遭い、郁哉と付き合っていた記憶だけを忘れてしまう、天然で明るい性格のイラストレーター・律役を本田が、周りからはしっかりものと認識されているが実は少し抜けている、健気な性格の文具メーカーの営業マン・郁哉役を鈴木が演じる。

◆本田響矢&鈴木康介、“記憶喪失系”BLオファーへの心境

― まず、“記憶喪失系”BLドラマのオファーを受けた時の心境を教えてください。

本田:人生の中で記憶喪失というのはまだ経験がないことだったので、まずは記憶喪失をした体験がある方の記事を読みました。というのも、記憶喪失をした時になにを覚えていて、忘れていて、どういう気持ちでいるのかと、感覚がわからなかったんです。今回は特に郁哉くんの記憶だけがなくなってしまうという役柄だったので、どこまで記憶があってどこまでないかを区別するのはすごく苦戦しましたし、監督と話し合いながら演じていきました。

鈴木:僕は最初にお話をいただいた時に、主演ということですごく嬉しい反面、不安や緊張がたくさんあって「僕でいいのかな?」というのが決まった時の感想です(笑)。企画書を読んだ時に、記憶喪失という題材があって「あ、これすごく難しそうだな」と。ですがやりがいのある役だと思い、是非演じてみたいと思いました。

― 鈴木さんは以前、同枠にて放送されていたドラマ「高良くんと天城くん」(2022年)にも出演されていましたが、今回その枠にカムバックすることとなったお気持ちを教えてください。

鈴木:またドラマチームのみなさんにお会いできるのが楽しみでしたし、前作では「すごく面白かった」と言ってくださる方がたくさんいらっしゃったので、またこの作品でも観てくださる方々に「面白かった」と思っていただけるようにしたいと思いました。

◆本田響矢&鈴木康介、互いを“律&郁哉”として意識したタイミング

― お二人はテレビ東京系「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」(2020)でも共演されているということで、今回の両片想いをする役柄に照れを感じることもあったと思うのですが、お互いを“律&郁哉”として意識したタイミングはいつ頃でしたか?

本田:前回同じ作品に出演させていただいた際は一緒にお芝居をするシーンはなかったので、今回共演が決まった時は「うわぁ、康介くんと一緒にお芝居ができるの楽しみだな」と思いました。意識したのはどのタイミングかな?

鈴木:僕は、初日の撮影です。撮影前にリハーサルが何回かあったんですけど、その時は髪型も響矢くんのままだし、服も私服だし、台詞の読み合わせをしているけど、響矢くんに言っているような感覚が強かったんです。ですが、現場に入って、衣装や髪型、喋り方を見て、ロケ地というのもあるのですが、それが全部相まって「あ、律だ」ってなりました。初日まで意外と掴めなかったのですが、やはり初日で意識しました。

本田:でもたしかにそうかもしれないです。この世界観に入って本番を撮影した時に、郁哉くんの容姿を見て、僕も「あ、郁哉くんってこんな人で、こういう話し方をしているんだ」というのは初日で僕も感じて、意識しました。

◆本田響矢&鈴木康介、ベッドシーンに向けた準備

― 本作ではキスシーンやベッドシーンなど2人の距離がぐっと近づくシーンもあるようですが、その撮影に向けて準備したことはありますか?

本田:(即答で)筋トレです(笑)。

鈴木:(笑)。2人でね、裸で腕立て。

本田:そうですね、体作りしました。ベッドシーンの時に上半身を見せることになるので、その撮影のギリギリまで2人でメイク部屋で腕立て伏せをして(笑)。

鈴木:実は撮影期間のかなり前から2人で糖質制限をしていました(笑)。

本田:いつも僕は現場に持っていくバッグの中にラムネとチョコレートをいっぱい入れているんですけど、その時はラムネをひたすら食べて、ブドウ糖で頭を働かせといて…ということをやっていました(笑)。

◆本田響矢、弟役・森愁斗は「本当に可愛い」

― 律の弟役として森愁斗さんが出演されていますが、現場の雰囲気はいかがですか?撮影中の印象的なエピソードがあれば教えてください。

本田:本当に可愛いです。別のお仕事で海外に行かれたそうで「海外はすごくご飯が美味しかったっす!」「これは日本の方が美味しかったっす!」といった話をしていて、すごく可愛らしいなぁと思って見ていました。僕の3歳下ですが、大人っぽさも感じます。

鈴木:現場でヘアメイクさんやスタイリストさんが、1番大人っぽい顔って言ってたね。

本田:言っていましたね!

鈴木:響矢くんと僕よりも大人っぽいみたいな(笑)。

本田:ほんとにね、やばいよね(笑)。

鈴木:役でもそうですが、それほど落ち着いて僕らを見守ってくれていました。

― 今のやりとりからお二人の仲の良さも伝わってきました。

鈴木:あ、本当ですか(笑)?

◆本田響矢&鈴木康介が悲しみを乗り越えた方法

― モデルプレスの読者の中にはいま壁にぶつかっている方もたくさんいます。そんな方々に向けてお二人が“悲しみを乗り越えた方法”を教えてください。

鈴木:「時間が解決する」という言葉って本当だなと思っていて。悲しくなりすぎて全部投げ出したい時や怖くなる時があるんですけど、気が済むまで泣いて時間を過ごしていったら、時間が解決してくれると思うので、そのことと飽きるまで向き合うことがすごく大事だと思います。例えば「彼氏に振られた」だったら、振られたことを忘れようとするのではなくて、日にちをかけてもいいからとことん思い出していいんじゃないかなって。そしたら(悲しかったことも)気づいたら忘れているんじゃないかな。

― なにか実体験があったのですか?

鈴木:いっぱいありますよ(笑)!仕事でミスをしてしまった時など引きずってしまうのでお酒を飲んだりスポーツをして忘れようとするんですけど、忘れるよりか毎日考えているようにしたら、日に日に考える時間が少なくなっていき、気づいたら「あ、そんなこともあったな」となっていました。

― 本田さんはいかがですか?

本田:僕は、そういう壁に当たった時に友達と一緒にいたり、親と話したりしないと、辛くて心がどんどんと病んでしまうんです。それは避けたいので、友達を温泉などに誘って、旅行に行って楽しむ。その間悲しみを忘れることはないですが、そういう風に過ごしていると自然といつかまた別の課題がきっと自分に迫ってくるので、その時にまた新たな課題のことを考えていたら過去の悔しかった・悲しかったことを忘れているんです。壁だと思っていたものを重く考えすぎずに生きていれば、数日後には「なんであんなことで悩んでいたんだろう」となることがほとんどだと思うので、その場では悔しいけど、あまり気にせずに次のことへと前を向いた方が生きやすいんじゃないかなと思います。

◆本田響矢&鈴木康介の“夢を叶える秘訣”

― では本田さんと鈴木さんの“夢を叶える秘訣”を教えてください。ちなみに2019年に本田さんは「諦めないこと」、鈴木さんは「思い切り踏み出す勇気」と話してくださいました。

本田:恥ずかしい(笑)!今こうやってW主演を務めさせていただいているので、あの時に言っていたことは多分正しかったから、昔の自分に「ここまで諦めずによく頑張ったぞ」と褒めてあげたいですね。(2023年の“夢を叶える秘訣”も)諦めないことですかね。実際そうでしたし、その通りだなと思います。

― 鈴木さんはいかがですか?

鈴木:前回から4年経っているけど、今も変わっていなくて。「台詞を忘れたらどうしよう」「みんなに批判されたらどうしよう」など怖いものは慣れで怖くなくなっていくものではないから、僕も変わらず恐れずに一歩踏み出すことが大切だと思っているので、みなさんにもそう思ってほしいです。

◆本田響矢&鈴木康介が思う「ジャックフロスト」の見どころ

― 最後に、本田さんと鈴木さんが思う、本作の見どころを教えてください。

本田:「ジャックフロスト」は“記憶がない”というのが軸にあり、2人が変わった恋のリスタートをするような作品なので、まだ完成されたものは観ていないのですが(取材は2月上旬)、演じていた自分でもすごく観るのが楽しみです。「ジャックフロスト」という言葉がまず「なんだろう」と思う方もきっといらっしゃると思うんですけど、そういうのも調べてみたり、劇中の「ジャックフロスト」にまつわる考察をしたりしても面白いと思うので、楽しんで観ていただければ嬉しいです。

鈴木:2人は両想いに見えるかもしれないですが、なかなかお互いの好きな気持ちが交わっていなくて、観ていてすごくもどかしいドラマでこういった作品は少ないんじゃないかなと思います。だからBL作品を好きな方はもちろん、初めて観る方でも楽しめる作品だと思うので、是非たくさんの人に観てもらいたいです。おそらくみなさんの好きなドラマの一つに入ると思うので、是非注目していただけたらと思います。

― ありがとうございました!

◆本田響矢&鈴木康介の撮影こぼれ話

朝一番に行われた今回のインタビュー。2人は開始早々「久しぶり〜」「元気だった?」と笑顔を見せ、現場は温かい雰囲気に。近距離カットでは「攻めますね~」と互いに照れた表情になりつつも、卒なくリクエストに応じてくれました。

また撮影合間には鈴木さんが本田さんを見つめながら「髪切った?あ、切ってないか(笑)」と声をかけ、終始仲睦まじいやりとりを見せていました。(modelpress編集部)

◆本田響矢(ほんだ・きょうや)プロフィール

1999年6月20日生まれ、福井県出身。日本一のイケメン高校生”を決める「男子高生ミスターコン2016」でグランプリを受賞し、「Popteen」のメンズモデルとして活躍。S級の色気とあどけなさのギャップを併せ持つネクストブレイク若手俳優として、ABEMAドラマ「ANIMALS-アニマルズ-」(2022)でツンデレ年下カメラマン役を熱演し瞬く間に話題に。ABC&テレビ神奈川「青春シンデレラ」(2022)ではクールな高校生役を熱演。テレビ朝日&TELASA「正しい恋の始めかた」(2023)では優しい先輩役を演じ、Z世代から圧倒的支持を集める。

◆鈴木康介(すずき・こうすけ)プロフィール

1997年12月19日生まれ、愛知県出身。ABEMAの人気恋愛リアリティーショー「白雪とオオカミくんには騙されない」(2019)で注目を集め、ドラマシャワー枠第3弾「高良くんと天城くん」(2022)では主人公の親友役を好演し話題に。端麗な容姿と確かな演技力で評価が高い実力派俳優として、WOWOW「ソロモンの偽証」(2021)、TBS「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(2022)、ABC「彼女、お借りします」(2022)、ABC「アカイリンゴ」(2023)と多くのドラマで全く異なる性格のキャラクターを演じ分け、舞台「ウィングレス(wingless)-翼を持たぬ天使-」への出演を控えるなど、俳優の幅を広げている。

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《モデルプレス》

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