【モデルプレス=2023/02/27】6人組ガールズグループ・IVE(アイヴ)が、日本で初めての単独“ファンコンサート”『IVE THE FIRST FAN CONCERT “The Prom Queens” IN JAPAN』を2月18日・19日に横浜・ぴあアリーナMM、23日・24日に神戸・ワールド記念ホールで開催した。
「まずは2023 IVE初のファンコンサート“The Prom Queens”にお越しのDIVEのみなさん、ようこそー!」とユジンが元気いっぱいに叫ぶと、メンバーも次々に自己紹介。韓国語で秋を意味する名前を持つガウルは、「みなさん、秋ちゃんでーす」と日本語で挨拶し、日本のDIVEは感激。実は昨年、『THE STAR NEXT STAGE』というイベントで同じぴあアリーナMMのステージに立っているIVE。しかし単独コンサートは初めてということで、「今日はこうして私たちIVEとDIVEだけの空間で舞台をすることができて、本当に幸せです」とレイが言うと、「こうやってDIVEでいっぱいの会場を見ると本当にうれしいですし、幸せです」とガウルもしみじみ。
「みなさんにお見せしたくて準備したスペシャルステージです」というガウルの言葉どおり、この後はファンコンのためにIVEが用意した特別なステージ。カーリー・レイ・ジェプセンの「Everywhere You Look」カバーに始まり、ガウル&イソはマニッシュなスーツを颯爽と着こなし、先輩MONSTA Xの「Love Killa」を力強く、かつスマートにパフォーマンス。
ユジン&リズは少女時代・テヨンのソロ曲「Gravity」で、会場の雰囲気を一新。大きなミラーボールがきらめくステージで、ベージュピンクのオーガンジードレスをまとった2人の美しい声も会場中に広がっていく。そんなしっとりとしたムードを吹き飛ばすように、最後はウォニョン&レイがブラックにホットピンクをポイントに置いた衣装で元気よく登場。リフレインされる「I’d wanna be me too」が耳に残るメーガン・トレイナーの「Me Too」で会場に旋風を巻き起こした。
再びパフォーマンスに戻ると、新曲「Blue Blood」を初披露。「この曲は私にとって、とても思い出深い曲です」とリズが語って始まったフィフス・ハーモニーの「That’s My Girl」、そしてIVEにとっては代表曲とも言える「LOVE DIVE」、デビュー曲「ELEVEN」の日本語バージョンを披露して本編は終了した。
「After LIKE」ではユジンとガウルがステージを降り、上手から下手までステージ下を歩きながら、DIVEと同じ目の高さで視線を交わし、笑顔を見せていたのが印象的。最後には新曲「NOT YOUR GIRL」をパフォーマンス、今までにない爽やかな楽曲はこの日のファンコンでも垣間見せた彼女たちの素顔を思わせた。弾むリズムに合わせて、IVEもDIVEも一斉にジャンプして、日本での初ファンコンは大成功のうちに幕を閉じた。