SMAP、署名運動の舞台裏 | NewsCafe

SMAP、署名運動の舞台裏

社会 ニュース
SMAPの解散撤回および活動継続を要望する署名運動が、ファン有志によるプロジェクト「5☆SMILE」主体で進められ、集まった37万人を超える署名がジャニーズファミリークラブ(以下、ファミクラ)に提出された。

 さて、これからどうなるのか…。ジャニーズウォッチャーに聞いた。
 「署名が一時、宙に浮く心配もありましたが、なんとかファミクラに直接、手渡すことができました。一方、内容をめぐって署名した人から不満の声が漏れています」

 署名が一時、宙に浮く心配があった…という点だが、ファミクラは事務所移転に伴い10月下旬に一時休館。営業再開時に署名の持ち込みを受けるとの姿勢だったが、再オープンの時期は未定。だが、SMAPの解散は12月31日のため、年内の受け取りをファミクラに打診したものの、「特別扱いはできない」と断っていたという。

 「『5☆SMILE』の経緯説明に反応し、ネットでは『ジャニーズ事務所が署名の受け取りを拒否した』と、大騒ぎになったせいか、一転して受け取ることになったようです。当初は郵送は受け付けるというファミクラの返答だったそうですが、そもそも署名は親書ですから荷物扱いできないので、手渡しするしかない。ようやく12月11日に、署名の入った何箱ものダンボールがファミクラに手渡されまれした」

 ジャニーズお抱えのスポーツ紙はこの様子をどこも報じず、一部ネットメディアが掲載しただけだったが、まずは一件落着。

 では、「署名した人からの不満の声」とは?
 「署名と一緒に『要望書』を届けたことが報告されたんですが、その内容に拒否反応を示す声が噴出しました」

 要望書には「SMAPの存続とグループ活動の継続」「コンサート等の音楽活動の継続」「パラリンピックサポーターの継続」「被災地支援の支援金・義援金の呼びかけの継続」「テレビ・ラジオ番組の放送継続」とある。

 「署名の主旨は『SMAPの存続とグループ活動の継続』であって、あとの4項目につについては勝手に後付けされたこと。『要望書の存在は知らなかった』『SMAPの存続とグループ活動の継続に賛同しただけで、要望書には同意していない』という批判や署名後悔の声も多いのです」

 故意や悪意までは感じないが、説明不足だったということか。
 「もう提出されたので今更言っても仕方ないんですが、さらにカチンときたのはファミクラの拝受の弁。お礼の言葉の中に『存続に向けた活動の数々の方向性をメンバーに提案してきたが、本人たちの強い意思を崩すまでに至らず、グループ存続は困難であることを苦渋の決断で受け入れた』といった一文があるんです。解散は事務所のせいではなく、あくまで本人たちの希望ということを何気にアピールしていました」(先のウオッチャー)

 37万ものファンの気持ちが、大どんでん返しにつながることはあるか…。
《NewsCafeゲイノウ》
page top