朝の情報番組「スッキリ!!」(日本テレビ系)の3月打ち切りが濃厚になっているという。
「一番の原因は、スポンサーの靴量販店・ABCマートから1億7千万円の融資を無利子で受け、超セレブマンションに住みながら、高級外車を乗り回すなどしていた上重聡アナ(35)への批判です」というのはスポーツ紙記者。
コンプライアンス(法令遵守)に厳しい昨今の企業社会ではかなりの問題行動だったが、上重アナは大した処分も受けずに番組に出続けている。
「それだけではありません。司会でお笑い芸人・加藤浩次(46)の不人気ぶりも関わっている」とさらにこの記者は指摘する。
加藤は2006年から司会を務め、10周年も近い。
「朝の情報番組は、NHK『あさイチ』がダントツの視聴率を維持し、民放は『とくダネ!』(フジテレビ系)と『スッキリ!!』が2位と3位の座を争っていました。ところが最近、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)がどんどん伸びてきて、『スッキリ!!』の視聴率を追い越すことも多くなってきたんです」
敗因は何?
「加藤の乱暴な言葉遣いが、主婦層の反発を買っているんです。羽鳥慎一(44)は物腰柔らかで上品なイメージがありますが、どうしても加藤は思慮深さに欠ける、思いつきの発言に走りがちでした」
…ってことは、上重と加藤の双方が視聴者から嫌悪感を持たれているわけ?
「その通りです。どちらも一番の視聴者である主婦層から嫌われています。それに加えて加藤は、日テレの幹部にまで嫌われているんです」
なぜ嫌われた?
「去年の『27時間テレビ』(フジテレビ系)で、マラソンランナーに選ばれたお笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子(44)が完走できたら坊主になると公約し、それを実行したのが原因です。ある幹部は『髪型は司会者のイメージに関わる。こちらに断りもなしに他局で坊主になるとは何事か』と激怒したんです」
確かにあのときは、「利益供与を受けた上重も坊主にしろ」とネット民が騒ぎ話題になったっけ。
「要するにNHKやテレ朝は知的で優しい雰囲気の司会者が優位にあるのに、加藤は真逆のキャラ。しかも、加藤のギャラがスタート時の3倍に値上がりしたのも嫌われた理由でしょう。今、加藤と上重を外して継続するか、新番組にするかを慎重に検討中だそうです」(先の記者)
人間の命に限りがあるように、司会にも必ず終わりがあるか…。
《NewsCafe》
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