今年の夏、AKB48を卒業した川栄李奈(20)のウワサが聞こえてきた。
「女優業で前田敦子(24)や大島優子(27)を抜き、勝ち組になりそうです」とはアイドルウオッチャー。
川栄は、来年4月からのNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」への出演が決まったことが話題に。確かに前田も大島も朝ドラ出演は実現していなかっただけに大抜擢だ。
「前田や大島だけでなく、AKB卒業者の中では初めてなので快挙ですね。人気はあったもののお茶の間の知名度はそれほど高くなかった点が奏功したと言えます。朝ドラは主役を食ってしまうような存在はご法度。あくまで脇で目立つポジションで話題性を持続させたいわけですから」
朝ドラ「とと姉ちゃん」は、女性のための雑誌を立ち上げた編集者の物語で、主演は高畑充希(23)。高畑もまた朝ドラ「ごちそうさん」でヒロインを務めた杏(29)の義妹役で知名度を上げたが、川栄は高畑が上京後に出会う女性の1人だ。
「ヒロインの同僚役になるので、かなりおいしいポジション。『花子とアン』で主役の吉高由里子(27)の同僚役から最終的に親戚関係になった高梨臨(26)とか、『まれ』での主役・土屋太鳳(20)の友人役だった清水富美加(20)みたいな扱いになりそうです」
川栄はバラエティー番組では天然のおバカキャラだが、NHKで大丈夫なのか?
「グループでも単独でもドラマや映画に出演していい味を出してますが、今年9月の舞台『AZUMI 幕末編』での主演で評価が高まりました。激しいアクションも見事でしたし、アイドルというより、舞台女優という雰囲気でした」
「AZUMI」は好評で、すでに続編も決定していると聞く。昨年春、握手会でノコギリを持った男に襲われ負傷したのは災難だったが、心身ともによい方向に向かっているようだ。
「業界では、所属事務所を移籍したことも運気急上昇の一因と言われています」
川栄は今年、AKB48らを仕切るAKSからエイベックス・ヴァンガードに移籍した。
「川栄は当初、目標にしていると公言していた大島をはじめ、仲良しの横山由依(22)や入山杏奈(19)が所属している太田プロに移るのではないかとウワサされていたんですが、フタを開けてみるとエイベックス・ヴァンガードに」
移籍先は女優では小雪(38)や沢尻エリカ(29)が業務提携しており、沢尻の復活は周知のとおり。最近は紗栄子(29)を月9ドラマ「5→9 私に恋したお坊さん」(フジテレビ系)で女優復帰させている。
「川栄も10月には『スカッとジャパン』(フジ系)の再現ドラマで悪女を演じ、新しい顔を見せることに成功しています。来年はブレークするはずです」(先のウオッチャー)
選抜総選挙では16位どまりだったが、さて今後のお手並み拝見だ。
《NewsCafe》
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