女子中高生を中心に絶大な人気を誇る4人組ロックバンド、SEKAI NO OWARI。
先日放送された音楽番組「関ジャム∞完全燃SHOW」(テレビ朝日系)に出演した際に話した下積み時代の貧困エピソードが、嘘くさく、「子供じみたことしか言えないのか」と批判がやまない。
「セカオワは売れる前からメンバー全員で1軒家での共同生活を行っており、9年前にメンバーが1人頭およそ200万円ずつの借金をしてスタジオ兼ライブハウスを作り、音楽活動を始めているのですが…」とは音楽ライター。
ああ、近隣に騒音トラブルを起こしたっていう話もあった"セカオワハウス"のことね。
「その時の極貧エピソードをテレビで披露したのですが、内容があまりに嘘くさかった」
貧乏自慢する芸能人は最近の傾向ではある。
「なんと1カ月500円で生活していたそうなんです。つまり、1日17円ほどで暮らしていたことになるわけで…」
そんなことありえない!
「ニュアンスとしては、家賃、借金、光熱費、機材などにみんなのアルバイト代を使ったら、残りが500円しかなかったという話なんですが、熱烈なファン以外、誰も信じていないですよ」
嘘っぽい話は月500円生活以外にもある?
「他にもいろんな仰天話があって、『いつもペットボトルを持ち歩いて、トイレの水を汲んでいた』『安い肉や野菜を何十キロ単位で買い込んで冷凍していた』などのエピソードも怪しい」
突っ込みどころ満載だなぁ。
「確かに水を使うなら、公園の水道を使えばいいのに、わざわざトイレと言う部分に同情を買いたい願望が見えます。また、『何十キロの食材を入れる冷凍庫』であれば業務用になりますが、値段が高すぎて貧乏なら買えないはずです」
なるほど、鋭い指摘!
「実は人気を高めるために、貧乏エピソードをするバンドマンやお笑い芸人はたくさんいますが、実際は女に貢いでもらっていたり、実家が金持ちだったりがほとんどです。彼らも同類じゃないですか」
嘘を言った真意は?
「売れていると自慢してテングになるのは恥ずかしいから、逆に貧乏アピールをしたのでしょう。悪意はまったくないのでしょうが、子どもの嘘みたいなストーリーはファンや視聴者を幻滅させます。もう少しリアリティのある嘘なら、まったく問題なかったんですが」(先のライター)
話を盛るのもほどほどに。大人相手にそんなことを言っていては国民的バンドなんかにはなれないだろう。
《NewsCafe》
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