待遇の悪さ・離職率の高さが問題視されている美容業界だが、厚生労働省の「美容所概要」によると、従業美容師数は48万7636人で前年比8127人増。また美容所数は23万4089施設と、こちらも前年度比1.3%増(平成26年3月末現在)。つまり、辞める美容師は多いが、それ以上に新人が多い…"スタッフの回転が速い"ということになる。
高い料金を払い、店内で長時間を過ごすことになる客としては、腕の立つ美容師、気が合う美容師には長く続けてほしいものだが…。いつも馴染みの美容師に依頼できるとは限らないのだ。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「美容院で腹がたった経験がある?」という調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…59.4%】
■美容師の勝手な意思で希望した髪型を変えられた。
■人をバカにした上から目線。表面だけ飾り立てたバカのくせに。
■下手過ぎな美容師に当たってしまった時。
■悪気ないのは分かるから怒らないけど失礼なトークする人いるよね。
■よく喋るお兄さん…私の顔に唾飛ばすな(怒)!
■予約したのに待たされる。
■勝手にトリートメントして料金取られた。
■大昔だけど、とにかく人の話を聞かない人に当たった事がある。
■20代の頃液が垂れて服にかかった事。お気に入りだったのに…。
■もう行かない。
【ナシ…40.6%】
■腹が立つって余程の事と思うけど。下手過ぎるとか態度がデカイとか。
■行きつけの美容院だから一度もない。
■理髪店だし、行きつけだもん。
■行かないから無い。持つべきは美容師の妹だね。代金代わりに晩御飯だけだし。
■私の伝え方が悪かったダケですから(苦笑)。すぐ伸びるんだしさ。
■美容院ではなく、帰ってから自分でセットがうまくできないと腹立つ。
■全面的に信頼しているし、私をきちんと理解しているから。
■美容院はたまにカットして貰う程度で、滅多に行かないから。
■激しい爆発系天パー髪は自分で散髪するしかないのだ。
■美容室で腹を立てたいよ。毛が無いからな、トホホ…。
なんと6割近くが【アリ派】に投票、寄せられたコメントの語気もかなり荒々しい。スタイリングの腕はもちろん、接客態度、店の雰囲気、料金設定などチェック項目も多いだけに、数え上げればキリがないといった勢いだ。なかには「耳を切られた。『大した事はない』だと、あんたが言うな!」「ドライヤーで火傷させられた! それでもプロか(怒)!!」「形見のネックレス(18Kオパール付き)壊され謝罪無し!!」「美容院のマッサージで首ヘルニアになって一年以上治らなかった」など"腹が立った"程度では済まされないような体験談もチラホラ…。
一方の【ナシ派】で最も多かったのは「行きつけの美容室だから」「馴染みの美容師だから」という声。前述の通り回転の速い業界だけに、恵まれたと思って縁を大切にしてほしいものだ。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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