デスク「最近、外国人お笑いタレント、厚切りジェイソン(28)をよく見るんだけどさ…」
記者「2月にあった、ピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり2015』で、外国人初の決勝進出を果たした男ですね」
デスク「そうそう。暑苦しい感じのやつな。この前の『ウチくる!?』(フジテレビ)でもやたらに叫んでたけど、あの男って何者なの?」
記者「あはは。叫び方は『ホワイ ジャパニーズ ピープル?!』ですね。持ちネタとして定着しつつあります。『R-1』では外国人だけでなく、芸歴4カ月という最短記録も打ち立てた注目株です」
デスク「サッカーの本田圭佑=けいすけ=(28)の物まねで、じゅんいちダビッドソン(40)が優勝したことしか覚えがないけど、そういえばいたなぁ。カミさんが『この人、IT企業の役員やってるインテリ芸人なんだよね。奥さんが日本人』なんて言ってた」
記者「ジェイソンは2005年に大手企業の音声認識ソフトの研究で来日していた時に『エンタの神様』(日本テレビ系)を見てお笑いにはまり、日本語を猛勉強。今務めているIT関連企業が日本法人を設立したのに合わせて2011年に再来日しています」
デスク「本当にインテリなの?」
記者「17歳でミシガン州立大学に飛び級で入学。イリノイ大学系の大学院も出ています。日本語能力検定はなんと1級。漢字をネタにした芸はすごいですよ」
デスク「へぇ、頭がいいんだ。奥さんが日本人とはどんだけ日本を好きなんだ」
記者「ちなみに芸名の由来は、神奈川・厚木に住んでいたのと、胸板が厚いからで…」
デスク「てっきりホラー映画『13日の金曜日』のジェイソンと関係あるのかと思ってたぞ」
記者「それは本名なんで…。本人はお笑いを本業にしたいようですが、娘が2人。家族を養うためには企業役員は辞められないそうです。シカゴにマンションを持っており、家賃収入もあるし、株もやっているので、インテリ高給芸人ですね」
デスク「ロザンの宇治原史規(38)あたりは京大卒という高学歴の頭脳で食ってるし、ハマカーンの神田伸一郎(38)は実家が金持ちだから生活の心配ない。ジェイソンは自力で頭脳と金を切り盛りしてるんだったらすごいな」
記者「芸人はいかに貧乏を楽しんで乗り越えたかとか、実は金持ちで…なんて話もネタになるからいいですね。神田は姉のタレント・神田うの(39)からゴールドカードをプレゼントされたことをしれっとネタにしています」
デスク「芸能界には貧乏出身多いけど、芸人では『ホームレス中学生』の麒麟・田村裕(35)がいい失敗例だろうな」
記者「田村は2007年の自伝はベストセラーになり、映像などの関連で印税を約2億円ほど手にしたものの、使い果たしてしまった」
デスク「芸人だけじゃなく、金持ち芸人と貧乏芸人の差はやっぱり頭脳だなっ!!勉強しよ!!」
記者「今さら、遅いっすよ」
デスク「デヘヘ…」
《NewsCafeゲイノウ》
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