デスク「このところ、バ-ボンウイスキーのCMでタレント、ローラ(24)の露出が目立つな。パパの件は片付いたのか」
記者「ローラパパこと、バングラデシュ人の父、ジュリップ・エイエスエイ・アル被告(55)は詐欺罪で公判中ですが、先月末に保釈金300万円を積んで釈放されています」
記者「まだ途中なのね…」
記者「そう、判決が出るまでは片付いたとはいえません。被害者に弁済しているとはいえ、海外逃亡もしていたし、有罪は避けられないでしょう」
デスク「彼女が出演するCMはサントリー系のウイスキーだけど、超大手企業がスポンサーなら、もう大丈夫ってか」
記者「ローラ周辺によると、ジュリップには詐欺被害の弁済と保釈金分合わせて500万円以上を彼女が支払い、今後は距離をおく考えのようです」
デスク「ローラって複雑な生い立ちだよね」
記者「バングラデシュから一旗揚げようと来日した父も、当初はビジネスがうまくいっていたようですが、日本人とロシア人のクオーターであるローラの実母がローラとその双子の兄を産だ後に離婚。その母親が家を出てからは運が離れて行ったそうです」
デスク「へぇ~」
記者「ジュリップはその後中国人と再婚し、ローラは父親が再婚後にもうけた弟妹やさらに継母の両親…計8人が木造アパートで生活するという極貧時代を経験。その後、継母の両親と別居。東京・多摩地区の都立高校に進んでもホームセンターでアルバイトしながら家計を支えたんだとか…」
デスク「かなりの苦労人だ」
記者「その間に、渋谷でスカウトされてモデルデビューし、独特のタメ口が評判になってブレーク。ところが、父親が一昨年に詐欺事件で国際手配されてからは逆風続きですね」
デスク「でもさ、サントリーあたりの超大手が使うってことは、父親との関係も切れて今後のタレント活動に影響しなくなるっていう読みがあるんじゃないの?」
記者「一昨年の父親の事件発覚後、仕事は急減したものの、彼女自身に落ち度はありませんでした。逆に、その生い立ちを背景とした苦労や普段の仕事ぶり、周辺にキチンとあいさつができることなどでローラを擁護する向きも多いのです」
デスク「なるほどね」
記者「ただ、まだデリケートな面もあるようなんです」
デスク「どういうこと?」
記者「先日あったウイスキーのPRイベントに登場した際、主催者が『タレントに声をかけたら写真撮影を中止する』という高圧的なアナウンスがあったんです。パパの保釈直後だっただけに、ローラの生の反応がほしいところでしたが、"声かけ"まで排除しようとしたのは取材陣の不興を買いましたね」
デスク「守ってやろうとしてるんだろうけど、マスコミを敵に回してはローラへの同情が集めにくくなるよ。逆効果だ」
記者「判決が出ていない以上、『もう大丈夫。オッケー!』とは言えませから仕方ない面もあります」
デスク「にしても、ダメオヤジを支えたローラは偉い! そのお涙頂戴話で仕事が増えることを祈るよ」
記者「なんか素直に聞けないなぁ…」
《NewsCafe》
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