日本の食卓に欠かせない"納豆"…今でこそタレ・カラシ付きのパック売りが主流だが、青森県の太子食品工業株式会社が業界初の「タレ付き納豆」を開発したのは1974年のことだそうだ。40代以上の人なら、幼少の頃を振り返れば、納豆の味付けといえば主に"醤油"だったはずである。「そういえば、昔は"納豆のタレ"ってなかったような…」と、ふと振り返ったことがあるだろう。
そしてNewsCafeのアリナシコーナーにも「納豆のタレはいらない、アリかナシか」というテーマが寄せられたらしい。"昔ながらの醤油派"とタレ派で意見が分かれているのだろうか、調査結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…23.4%】
■甘ったるいからね、アレ。私は醤油と辛子のみ、後はよーく練るダケ!
■砂糖のついてないヨーグルトみたいにタレなしの納豆もアリかなと思う。
■量が多くて味が濃くなってしまう。自前で調節したほうがいい!
■なにも入れずに豆の味を楽しむ。
■塩で食べるのがおいしい
■本山葵と甘露醤油+紫蘇で食べます。
■いつもタレとカラシなしで、卵と醤油を。
■納豆には何も入れないけどタレは玉子焼きの味付けに流用。
■アミノ酸系化学調味料は神経に有害と聞いた。
■納豆がいらないから。
【ナシ…76.6%】
■納豆に付いているタレはなかなかうまい。
■あのタレで、おいしく食べられるんじゃない!
■タレなしの食べ方考えた事なかった…。
■タレなし納豆も売ってるね。タレありがいいけど、ジェルのタレは嫌。
■昭和に逆戻りしろってか?
■いる。パキッと容器を割って出すタレは手が汚れなくていい。
■昔の塩だけじゃあ味気ないしね。
■ないと困る!
■納豆自体がいらない!
■いる!
「納豆自体が好きではない」という答えは両派ともにあったので置いておくとして、結果は【ナシ派】が8割近く…今では「納豆といえば添付のタレで味付けするもの」という人が多数派のようである。
また「納豆にはタレを入れないけど、保存しておいて他の料理に使っている」という意見もチラホラ。添付タレの成分を見てみると、メーカーによって差はあるものの、おおむね砂糖・醤油・鰹節エキス・醸造酢・昆布エキスなどが配合されたものである。確かに、手軽な合わせ調味料として、いろいろな料理に使えそうだ。
その他では「マヨネーズに七味でどうですか」「ウスターソースでもおいしいですよ!」「タレ+葱+生卵+鰹節+醤油+味の素+青海苔=うまし」などのオリジナルアレンジも多数。ちなみに筆者は、添付タレ数滴に醤油数滴、添付カラシ、さらに和辛子とネギを足すのが最近のスタンダードである。気分によって味付けを変えれば、新しい"納豆の世界"が拓けるかもしれない!?
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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