最近、友人カップルと食事をしていたときのこと。男性に、彼女のどこが好きなのか聞いてみると「僕より頭がいいところ」と話してくれました。当の彼女もまんざらでもない様子。ちょっと変わったノロケに、その場は暖かい空気に包まれました。
男性が、付き合っている女性について「頭がいい」と褒めるのは(もし本当にそう思っているのであれば)、かなり理想的な褒め言葉です。なぜなら「頭がいい」というのは、頭の回転の速さであり機転であり豊富な知識ということ(勉強ができるとかそういうことではありません)。いわば「内面」の象徴ともいえるような要素で「人間として尊敬している」と言い換えることもできるからです。
さらに「外見は言わずもがな」というのもポイント。いの一番に内面の話をするのは、外見についてはイマイチと思っているわけではなく、むしろルックスについては当然満足しているという証しです。
男性・女性の「魅力的」な条件は時代とともに変化します。
「女性はちょっとバカなほうがいい」とか「ドジで間抜けなところが憎めない」とか、そういう次元ではもはや現代の恋愛は語れません。それは「男性は無口でなにもしゃべらないほうがかっこいい」とか「真面目で口下手なほうが信用できる」というのが時代遅れになっているのと同様です。
「場の空気が読めて、頭の回転が速い人」「地頭がよくて、なにがあってもタフに生き延びていけそう」というのは、好みの男性のタイプとしてよくあげられる条件ですが、同じことが女性にも求められ始めているということかもしれません。
あなたはパートナーに頭の良さを求めますか?あなたはパートナーからどこが魅力と思われていますか?
[ライター五百田達成/「恋と仕事のキャリアカフェ」主宰、オトナ女子の恋愛・結婚・仕事の悩み相談を受ける恋愛カウンセラー。TBSバラエティ番組「私の何がイケないの?」にも出演。著書「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」(五百田達成・堀田秀吾著クロスメディア・パブリッシング刊)が13万部を突破。第二弾となる新刊「子猫と権力と×××」を3月に発売。
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