ネットやテレビとは違う良さ…「好きなラジオ番組」ありますか? | NewsCafe

ネットやテレビとは違う良さ…「好きなラジオ番組」ありますか?

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21世紀に入り、インターネットラジオ、地上デジタルラジオなどが登場し、従来のアナログラジオ放送とともにラジオの多様化が進んでいる。しかし、他メディアや娯楽も同様に増える一方…選択肢が増えるにつれ"ラジオ離れ"の動きも著しくなっているという。
新聞や出版、テレビメディアも状況は厳しいが、数字を見ると、なかでもラジオ局の運営が苦しい。日本国内のラジオ広告費は、1991年の2406億円をピークに減少し続け、昨年にはついに半減近い1246億円まで落ち込んだ。将来的にはさらに状況が悪化すると見込まれている。
時代とともに娯楽が変わっていくのは止められないことだが、それでもラジオにはラジオの良さがある。そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「好きなラジオ番組がある?」という調査を実施した。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…43.7%】
■たくさんあるよ。やはり面白いし、手が止まらないから有り難い。
■運転中は必須だからね。
■ニッポン放送は面白い。
■たくさん録音してる。お気に入りは「オトナのJAZZ TIME」。
■「あ、安部礼二」面白い。
■福山雅治の「Talking F.M.」
■中学時代はオールナイトニッポン全盛の中パックインミュージック派。
■地元ローカル番組。
■去年亡くなられたが「小沢昭一の小沢昭一的こころ」。
■グルーヴラインZや他J-WAVEの番組多数。

【ナシ…56.3%】
■昔はあったけど今は全然聞いてないから。
■ラジオ、聞かないです。
■ラジオなんていらん! ニュースばかり聞いてられるか。
■聞いたことない。
■夜寝るときBGMがわりにしているけど特に好きなのはない。
■旦那は通勤の車内で聞いてるらしいが、私はラジオは聞かない!
■iPod nanoにラジオ機能があって感動したけど番組わからん。
■「日曜日の秘密基地」好きだったんだけどなぁ。
■ラジオを自らスイッチ入れたことナイ…。
■中学の頃は、目一杯ラジオ楽しんだなー。

両派に大きな差はつかなかったが、結果としては【ナシ派】がやや優勢…世相を反映したアンケート結果となった。寄せられたコメントに目を通すと「今は聞いていないけど、以前は楽しみに聞いてた番組があったなぁ」と懐かしむ声多数。広告費の減少に押され、番組作り自体が苦しくなる傾向もあるのだろう。
とはいえ【アリ派】からは、作業中や運転中のBGMにはやはりラジオが最適という意見、好きなタレントやアーティストの番組は必ず聞くという声も多く寄せられた。また、贔屓の番組は特にないとしながらも「事故や災害に備えてラジオを新たに購入した」という人も多かった。多媒体とは違う方向で人の暮らしに密着した媒体として、ラジオ業界はこの先どんな変化を遂げていくのだろうか。

[文・能井丸鴻]
[写・Gibsonclaire]
《NewsCafeアリナシ》
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