クリント・イーストウッド主演映画の最新作「人生の特等席」が、11月23日より全国で公開される。自身の監督作「グラン・トリノ」(2008年)以来4年ぶりの主演となる同作は、メジャーリーグのベテラン老スカウトマンとその娘が、キャリア最後の旅で絆を深めていくヒューマンドラマ。頑固なスカウトマン役をクリント・イーストウッド、弁護士として働く娘をエイミー・アダムスが演じるほか、今までイーストウッド監督作のプロデューサーを務めてきたロバート・ロレンツが監督デビューを飾る点も注目だ。
80歳を超えてなお多くの映画ファンを魅了するクリント・イーストウッド。その数多い人気作の中でも印象深いものといえば、どのタイトルだろうか。
そこでNewsCafeでは「クリント・イーストウッドの代表作は?」というアンケートを実施した。ランキングとともに寄せられた声をご紹介しよう。
※回答総数…912件
【1位】ダーティーハリー(シリーズ)(43.9%)
■やはり、これしかないのでは。[男性/40代/公務員]
■ハリー・キャラハンのS&W44マグナム! これでモデルガンを集め始めたんだよな。[男性/50代/会社員]
■彼のイメージを決定付けた作品。後の刑事ドラマ(TV・映画)に多大な影響を与えた。[男性/40代/会社員]
【2位】マディソン郡の橋(17.8%)
■この映画は泣きました。派手さはないけど、心に染みる映画です。[女性/30代/主婦]
■エンドロールで号泣。大人プラトニックな恋が切ない。[女性/30代/主婦]
■何かいいのょね! キュンキュンしちゃって。[女性/40代/会社員]
【3位】荒野の用心棒(9.7%)
■痛快アクション映画だった。ダーティーハリーは映画の冒頭ちょっとHな刑事アクションで今は殆どないウエスタンが良い。[男性/50代/その他]
■無名時代のマカロニ西部劇。暗く悲しい名曲が哀愁を感じさせる代表作です![男性/50代/会社員]
■ラストシーンが最高![男性/40代/会社員]
【4位】ミリオンダラー・ベイビー(3.7%)
■ボクシングが好きなので、この作品を観た時は感動しました。挿入歌も心に響く曲です。クリント・イーストウッド監督ご本人も俳優として出演してます。[女性/20代/会社員]
■監督・俳優、映画の両輪を一人でこなし、かつ観客に感銘と問題提起を共に与える作品であったという点で本作に1票。マカロニウェスタンの傑作「荒野の用心棒」、警察物に斬新な風を送り込んだ「ダーティハリー」も勿論良いんだけどね。[女性/30代/専門職]
■とにかく号泣!![女性/40代/主婦]
【5位】許されざる者(3.1%)
■色々みたが、父に薦められコレで西部劇ファンになった気がする。[女性/30代/会社員]
■何か集約されてる感じが良い。最後イーストウッド死神みたいに殺しまくりで怖いし。[男性/30代/会社員]
そして6位以下は【アルカトラズからの脱出(2.2%)】【グラン・トリノ(2.1%)】【ミスティック・リバー(1.9%)】【ザ・シークレット・サービス(1.5%)】という結果に。
4割以上の票を獲得しての1位は、シリーズ5作品を通してイーストウッドが主演を務めた「ダーティーハリー」。2位にはマカロニ・ウェスタンの嚆矢「荒野の用心棒」がランクインした。3位以下の作品にも熱烈なコメントが寄せられたほか「『パーフェクト・ワールド』!」「『恐怖のメロディ』に1票。彼の最初の監督作であり、ストーカーを扱った映画の第一作である先進性を評価して」「『硫黄島からの手紙』は良かった」など、選択肢に入りきらなかった名作を推す声も数多く届いた。
なかには「全部見た事ない…」とのコメントもあったが、これだけ評価の高い作品を"これから初めて楽しむ"チャンスがあるというのは、多くのイーストウッドファンにとって羨ましい話かもしれない。
[文・野村裕子]
[写・miyukiutada]
《Newscafeアンケート》
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