突然だが「遺影バンク」というサービスをご存知だろうか?
このサービスは、自分のお気に入り写真を生前にインターネットで預けておくと、葬儀の際に葬儀会社が検索し、遺影として祭壇に飾られるというもの。「最後の写真はもっとも自分らしいものに」と考える人を中心に今注目を集めているサービスだ。
そこでNewsCafe「アリorナシ」では、11月25日に「自分で遺影の準備 これってアリ?」というアンケートを実施。結果と共に、よせられた意見をご紹介しよう。
【アリ…75%】
■まさか!の時のために自分の写真は、一枚でもとっておきたい。
■芸能人の遺影は素敵。あんなのがいい。
■どうせなら気に入った顔がイイね。花も菊じゃなく好きな薔薇で!
■今までで一番可愛い写真がええもん。
■『立つ鳥跡を濁さず』最期に仕上げて、旅立ちたいものです。
■人生で最高の笑顔にしてほしい!
■格好良い写真で飾って欲しい。
【ナシ…25%】
■家族が一番故人らしいと思える写真を使えばよいと思う。
■死ぬ予告みたいで嫌だな…。
■一日一日を楽しく過ごしたいからそんなことは考えたくない。
■不吉を呼びたくない。
■葬式を出す事さえ、無意味だから、必要無い!
■後始末してくれる人に任せます。
■人間死んだらそれで終わり。葬式も墓もいらない。遺影も同じ。
自分が選んだ遺影を残したいと考える【アリ派】が75%を占める結果となり、やはり後世まで残る写真は自分のお気に入りのモノにしたいと考える意見が多かった。対する【ナシ派】は「不吉だから嫌だ」という"死を考えたくない派"と「死んだら終わり」という"死んだ後の事は気にしない派"に大きく二分された。世界から見て信仰心が薄いとされる日本では、人によって死に対する考え方が大きく異なる傾向にあるのかもしれない。
昔は威厳を出すために硬い表情の写真を使用するのが一般的だった遺影写真も、最近は遺族が一番好きだった故人の表情が使われることが多くなっている。遺影写真は数ある葬儀の中の品として唯一手元に残るものだけに、良い表情のものを選びたいものだ。
《NewsCafeアリナシ》
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