トイレの「音姫」は不要?「レディの嗜み」vs「電気の無駄」 | NewsCafe

トイレの「音姫」は不要?「レディの嗜み」vs「電気の無駄」

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個室トイレに設置されている「音姫」。正式名称は「トイレ用擬音装置」と呼ばれ、排泄音隠すために用いられる音響機器の一種である。開発以前は、排泄時に水洗トイレの水を流すことで音を隠す人が多く、水資源の無駄遣い・施設の維持コスト増加の要因ともなっていた。そこで、水を流す「音消し」行為を代替させる目的で開発されたのがこの「音姫」だが、実際の使用者はどう思っているのか――。
NewsCafe「アリorナシ」では、11月17日、「トイレの"音姫"は不要 これってアリ?」というアンケートを実施。結果と共に寄せられた意見をご紹介しよう。

【アリ…37.3%】
■音するものだもん。気にし過ぎ。
■音は当たり前、恥ずかしい事はないし多少電力を喰うでしょう。
■水の無駄を抑えるのに電気の無駄で本末転倒かと…
■不要。使う人は自意識過剰。余程恥ずかしい音で用足しするのかしら
■どのみち、音がしてたら「今してます」ってことじゃん。
■音姫の音よりも大きな音が出たら意味がない。
■男の立場から言えば「何で必要なんだ?」と思う。

【ナシ…62.7%】
■あると必ず使う。節水にもいいと思う。
■携帯用の音姫愛用してる。便利だよ。
■必ず使う。他人の音が聞こえてくるのもイヤ。音姫使って。
■恥ずかしいより他人の音を聞く(聞かせる)のが不快だから。
■あれば利用しています。生音よりいいと思うから。
■音姫が無いと困る。オナラも出来ない。
■恥ずかしい。いくら同性でも気にしてほしい。
■なかったら水をジャージャー流すからあれば節水になる。
■自宅にも取り付けてます。
■音姫の音色に掻き消されるように、用を足せば良い。レディの嗜み。

諸外国において排泄音が他人に聞こえることを恥じたり、それに伴う「音消し」行為はほとんど見られないという。要するに、【アリ派】の感覚の方が、国際標準ともいえるのかもしれないが、アンケート結果では【ナシ派】つまり、「音姫」は必要だとする人が6割を超え、やはり多くの人が排泄音を気にしているということが分かった。「節水」になるとはいえ、多少なりとも電力を使う「音姫」の是非は、日本人特有の「奥ゆかしさ」をとるか「節電」をとるかが焦点となりそうだ。
《NewsCafeアリナシ》
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