98年7月に発生した和歌山毒物カレー事件で、殺人罪などに問われ1審・2審で死刑判決を受けた林眞須美被告の最高裁判決が4月21日に行なわれ、裁判長は弁護側の上告を棄却し死刑を言い渡した。これにより林被告の死刑判決が確定する。公判では林被告が一貫して無罪を主張し、直接的な証拠が得られていない中、どのような判決が言い渡されるか注目されていた。